ニャーヴル美術館―ねこあーとｉｎルーヴル

シュー・ヤマモト【著】

講談社（2015/01発売）

• サイズ A5判／ページ数 200p／高さ 22cm
• 商品コード 9784062192767
• NDC分類 726.5
• Cコード C0071

出版社内容情報

猫美術の本場ニャーヴル美術館を「モニャ・リザ」のモニャちゃんがご案内。彫刻から風俗画まで、猫美術の真髄をお楽しみください！「キャット・アート」で人気のシュー・ヤマモトさんが、今回は「有名絵画猫バージョンのルーヴル美術館」として、特別に『ニャーヴル美術館』を開館します！シュー・ヤマモトさんが作り出す、彫刻も含む猫美術はセンス良く、精巧。作品タイトル、作家名も猫語に変換し、美術愛好家の笑いも誘います。本書のための描きおろし63点を含む75点の作品の中で見せる猫の表情は、とても魅力的です。
今回はガイド役に、《モナ・リザ》ならぬ、《モニャ・リザ》のモニャちゃんを起用！長年、ニャーヴル美術館でともに過ごしてきた仲間たちを時に愛情深く、時に自分勝手に解説していきます。もとの名画を知っている方はもちろん、美術に馴染みのない方も、猫美術の真髄『ニャーヴル美術館』をお楽しみください！

『ニャーヴル美術館』所蔵作品を一部ご紹介！
サモトラケの三毛
ミロ猫のヴィーナス
ミラノの貴婦猫の肖像（ニャ・ヴィンチ）
フランス猫王フニャンソワ１世（クニャーエ）
夏（アルチンニャルド）
のみをとる少年猫（ニャリーリョ）
幼女ニャルガリータ（ネコスケス）
天文学者（フェルネーコ）
レースを編むメス猫（フェルネーコ）
ニャポレオン（ニャヴィッド）
ニャカミエ夫人（ニャヴィッド）
グランド・オダリスク（ニャングル）
民猫を率いる自由の猫神（ドラネコワ）
真珠のメス猫（ネコロー）
などなど・・・・・・

序
ごあいさつ
ニャーヴル美術館　彫刻
ニャーヴル美術館　絵画
ニャーヴルの歴史
こうして描かれたニャーヴル絵画
制作アシスタント　MollyとNeko


シュー・ヤマモト［シュー･ヤマモト］
著・文・その他

内容説明

ミロの猫ヴィーナス、モニャ・リザ（ニャヴィンチ）、夏（アルチンニャルド）、ニャポレオン（ニャヴィッド）、民猫を描いる自由の猫神（ドラネコワ）…バラエティ豊かな猫美術の館「ニャーヴル美術館」に住む「モニャ・リザ」、モニャちゃんが美術館所蔵のとっておき作品群を紹介、解説！

目次

ニャーヴル美術館　彫刻
ニャーヴル美術館　絵画
ニャーヴルの歴史
こうして描かれたニャーヴル絵画
参照画作品リスト

著者等紹介

シュー・ヤマモト［シューヤマモト］
１９４８年、神奈川県横浜市に生まれる。７１年、愛知県立芸術大学を卒業。７４年にカナダに移住。８３年、永住権を得てアメリカに移住。フリーランスイラストレーター、旅行業、翻訳業にも従事。２００７年から古今東西の有名絵画の猫バージョンを描き始める（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[小梅]

シューさんの作品は2作目です。画力の素晴らしさは勿論ですが、添えられてる文章が素晴らしいです。猫の日を挟んで大阪で作品展を開催しているのを今日知りました。関東で作品展があったら是非行きたいです。

2016/02/25

[まるる]

シューさん猫アート第３弾！モニャ・リザの解説がとても分かりやすく楽しく表情豊かで素敵。解説ぺージの上に描いてある猫天使がラファエロっぽくて可愛い♡　この作品集に描かれているオリジナル作品はほとんど観ていますが、この画集を持ってまた訪れたくなりました。オリジナルと見比べてたらこの画集に興味を持つ美術ファンが大勢いそうですよね☆　反対に猫好きな方がアートに興味を持つってこともありそう。また、ニャーブルの歴史や、絵の描き方などもどこまでも猫！アシスタントの猫嬢の登場も良かったです。

2015/11/10

[たんたん（休みます）]

有名絵画の猫バージョン『ニャーヴル美術館』の世界にどっぷり浸かってしまった。シュー・ヤマモトさんが作り出す猫美術は凄く精巧で驚いてしまう。そしてなにより猫ちゃんの表情の可愛いこと、見ていると自然にふにゃーんとなる♪《モニャ・リザ》のモニャちゃんが解説してくれるので絵画に詳しくない私でも面白く読めた。時にはモニャちゃんの言葉に考えさせられた。参照画作品リストが後ろにあるのも嬉しい。何度も見比べて楽しんだ。

2016/07/24

[優花 🍯ﾓｸﾞﾓｸﾞ]

猫による猫のためのニャーヴル美術館。バラエティー豊かな猫美術館の作品をモニャ.リザが紹介。堅苦しい説明は一切なし。モニャ.リザらしい言葉で説明してくれます。絵を見るだけでも楽しめる一冊でした。

2016/04/25

[夜長月🌙@読書会10周年]

「ルーブル美術館」の猫版。すべて猫の絵なんですがコミカルな、そして時に真面目な解説が付いています。きら星のような名作「サモトラケのニケ」「フェルメールの天文学者」「ドラクロワの民衆を導く自由の女神」などなどが猫かれています。いや、描かれています。さて、今度、本物のルーブル美術館に行ってみようと思っていましたが、ルーブルは新古典主義までで印象派はオルセーにおまかせとはつゆ知らず。危ない所でした。

2015/06/21