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佐藤優の10分で読む未来―キーワードで即理解 戦争の予兆編

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  • サイズ B40判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062192675
  • NDC分類 319
  • Cコード C0095

出版社内容情報

本書の特徴は「佐藤優氏の国際分析手法を1テーマ10分で体得できる本」。キーワード別に構成されているのでわかりやすいです!本書のコンセプトはズバリ「あの佐藤優氏の国際分析と未来予測を、わずか1テーマ10分で体得できる本」です。
著者の佐藤優氏は、外務省で主任分析官を務めていた時代に、国際情勢のポイントを簡潔にまとめた「分析メモ」を週に2?3通作成しては首相官邸に届けていました。
その佐藤氏が自らのメールマガジン創刊を機に、この「分析メモ」を復活させ、現在も執筆を続けています。これが外交のプロやビジネスパーソンの間でたいへん好評のため、今回、分析メモの一部を抜粋して書籍化することになりました。

また、分析メモの内容を「もっとわかりやすく、手早く知りたい」という方のために、佐藤氏が現在出演しているラジオ番組「くにまるジャパン」(文化放送)で、パーソナリティの野村邦丸氏との軽妙な「国際分析トーク」も掲載しました。まずは「くにまるジャパン」のトークで、基礎的な理解を深め、分析メモを精読することで佐藤流の分析手法をじっくりと味わう、ハイブリッド型の書籍です。


本書のもう一つの特徴は、国際情勢を読み解く上での補助線=大きなヒントとなる「キーワード」の視点から各章がまとめられている点です。
第2巻となる本書では、「反知性主義」「レッドライン外交」「毒サソリVS.毒ヘビ」
「集団的自衛権」といったキーワードがでてきます。

11 「アラブの冬」最善の処方箋は他国の内政不干渉
12 「ナチス」発言で露見した日本の「反知性主義」
13 米国「レッドライン外交」はなぜ終焉するのか
14 「日本版NSC」設立は戦争参加への第一歩に
15 「面倒な隣人」中国とのつきあい方
16 「ナンバー2処刑」でバランスを保つ北朝鮮
17 怒れる沖縄は「民族問題の初期段階」に
18 安倍政権は「プーチン・チャネル」をつくれるか
19 「毒サソリVS.毒ヘビ」の戦い――ウクライナその1
20 「新帝国主義時代」の局地戦――ウクライナその2
21 「限定的な集団的自衛権」という幻想
22 日本・イスラエル間の「サイバー協力態勢」
23 「混迷するシリア・イラク」に自衛隊が派遣される日


佐藤 優[サトウ マサル]
著・文・その他

内容説明

1テーマ10分の教養、近未来の世界はこう変わる。アラブの冬、反知性主義、連邦制、イスラーム国ほか。ラジオ『くにまるジャパン』+メルマガ「分析メモ」で読み解く“世界のこれから”。

目次

11 「アラブの冬」最善の処方箋は他国の内政不干渉
12 「ナチス」発言で露見した日本の「反知性主義」
13 米国「レッドライン外交」はなぜ終焉するのか
14 「日本版NSC」設立は戦争参加への第一歩に
15 「面倒な隣人」中国との付き合い方
16 「ナンバー2処刑」でバランスを保つ北朝鮮
17 怒れる沖縄に「ナショナリズムの予兆」
18 安倍政権は「プーチン・チャネル」をつくれるか
19 「毒サソリvs.毒ヘビ」の戦い―ウクライナその1
20 民族紛争の解決策は「連邦制」で―ウクライナその2
21 「限定的な集団的自衛権」という幻想
22 日本・イスラエル間の「サイバー協力体制」
23 「混迷するシリア・イラク」に自衛隊が派遣される日

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年生まれ。75年、埼玉県立浦和高校入学。79年同志社大学神学部入学、85年同大学大学院神学研究科修了後、外務省に入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務後、95年より外務省国際情報局分析第一課へ。主任分析官として活躍する。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、512日間東京拘置所に勾留される。05年2月、執行猶予付き有罪判決を受け、09年に最高裁で上告棄却、有罪が確定し、外務省を失職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

38
間違えてこちらから読んでしまったがあまり問題はないようだ。ロシア問題についてはこれから勉強予定なのでさらっと読む。2016/09/02

シュラフ

18
シリア問題は米国一極支配時代の終焉の象徴である。ソ連崩壊後、世界は米国の一極支配の時代となった。大量破壊兵器(核兵器、化学兵器)の使用は米国のレッドラインに触れたことになるのでその使用を断定されたシリアを軍事攻撃するのがこれまでの米国のゲームのルールであった。だが、アサド大統領が抵抗して、ロシアが米国阻止の包囲網を形成。結局、米国はシリア攻撃に踏み切ることができなかった。国際社会における米国の影響力に翳りをもたらしたことは間違いない。今後しばらくは米国、ロシア、中国、欧州、イスラムの動きから目が離せない。2015/10/20

Gatsby

17
10分で読む、などという言葉が書かれた本は、胡散臭くて読む気がそがれるのだが、この本は違う。現代の世界情勢について、非常に簡潔に、しかもポイントをついた分析がまとめられている。反知性主義のはびこる日本の流れとは無縁の場所に存在する本である。姉妹編も読んでみよう。2014/12/17

mari

12
中東の話、ISISの成り立ち、ウクライナとロシアの関係などまさしく予言ともいえる深い分析力に驚く、そしてわかりやすい。また何より驚いたのは北朝鮮がトンネル掘りの名人だということ。この技術を輸出しているとのことで、シリアの見つからなかった化学兵器もバレないほどのすごい地下トンネルに隠されていたとのこと。リビアのカダフィが逃げて行った時のトンネルも北朝鮮製。2015/03/02

りり

9
『10分で読む未来』のタイトルだが、複雑な情勢を(おそらく)10分で解説するという意味だと思われる。例えばロシアとウクライナの関係などは、私の知りうるかぎり、新聞のどこを読んでも書いてないし、沖縄に関しても同様だ。どちらが正しいとかいうより、情報をどこからどういう方法で集めて、それらをらどう判断するかが重要なのであって、そのやり方によってはまるで正反対の結論に達することもあるかもしれない。アメリカを通して世界を見ていれば良かった時代が完全に終わりを迎えつつあることを佐藤さんは繰り返し語り続けている。2015/05/13

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