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クラシックバレエおひめさま物語
くるみわり人形

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  • サイズ A5判/ページ数 98p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784062192460
  • NDC分類 K943
  • Cコード C8093

出版社内容情報

クリスマスプレゼントのくるみわり人形には、ある秘密が……。クリスマスバレエの定番を、「ルドルフ」シリーズの斉藤洋が描く。 2014年度の大型シリーズ企画「クラシックバレエおひめさま物語」の第2弾です。
 女の子なら誰もがあこがれるクラシックバレエの物語の中から、とくに名作といわれる5演目のヒロインに焦点をあてた、名作バレエ物語の決定版です。
 舞台で演じられるストーリーに沿いつつも、舞台では描かれない情景、心理描写や登場人物たちの会話などを、人気作家が自由な発想で描きます。

●「クラシックバレエ おひめさま物語」ラインアップ
(11月)『白鳥の湖』 小林深雪
(11月)『くるみわり人形』 斉藤洋
(12月)『眠れる森の美女』 藤本ひとみ
(1月)『ジゼル』吉野万理子
(2月)『ドン・キホーテ』 石崎洋司

●シリーズの特色
・児童文学で活躍中の、最高の執筆陣。
・東逸子氏ほか、画家たちも豪華。
・まだバレエを見たことのない子どもたちも、バレエを習っている子どもやバレエファンも、物語を味わって楽しむことができます。
・A5判、96ページ。朝読にもぴったりのボリュームです。
・巻末のコラムで、実際のバレエの見どころや豆知識が身につきます。

●『くるみわり人形』のあらすじ
 クリスマスイブ。シュタールバウム家ではパーティーがひらかれます。主人公の少女クララは、魔法使いのような不思議なおじ様、ドローセルマイアーからくるみわり人形をプレゼントされました。クララはよろこびますが、それをうらやんだ弟のフリッツが、人形をおとしてこわしてしまいます。でも、ドローセルマイアーが魔法で直してくれました。
 夜中になり、クララはくるみわり人形のことが気になって、広間にやってきました。すると突然、クララの体が小さくなり、たくさんのねずみと、おもちゃの兵隊があらわれて、戦争をはじめます。クララはとっさにスリッパで、ねずみの王をたいじしました。そこにたおれていたくるみわり人形をだきあげようとすると、人形は美しい青年に変身したのでした。
「ありがとう、クララ! きみがねずみの女王の魔法をといてくれたんだ!」

 クリスマス気分にあふれた、ファンタジー物語です。

斉藤 洋[サイトウ ヒロシ]
著・文・その他

わたべ めぐみ[ワタベ メグミ]
著・文・その他

ホフマン[ホフマン]
原著

内容説明

クリスマスの定番バレエが、楽しい物語に!心から愛されたとき、そのふしぎな人形はもとのすがたにもどるのです―。時代をこえて愛されてきた、クラシックバレエの名作『くるみわり人形』。女の子ならだれでもあこがれるバレエのヒロインに光をあてた物語を斉藤洋が書きおろしました。

著者等紹介

斉藤洋[サイトウヒロシ]
1952年、東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。1986年、『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞受賞、同作でデビュー。1988年、『ルドルフともだちひとりだち』で野間児童文芸新人賞受賞。1991年、路傍の石幼少年文学賞受賞。2013年、『ルドルフとスノーホワイト』で野間児童文芸賞受賞

わたべめぐみ[ワタベメグミ]
イラストレーター。多摩美術大学インテリアデザイン科卒業後、家具設計、グラフィックデザイナーを経てフリーイラストレーターに。ペーターズギャラリーコンペ2008年峰岸達賞、雑誌「イラストノート」第8回ノート展セキユリヲ賞、第12回TIS公募銅賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

帽子を編みます

43
クリスマスのバレエと言えば『くるみわり人形』です。ホフマンの原作をアレクサンドル・デュマが翻案、フランス人振付師プティパが台本を書いたと巻末で説明されています。なるほど、原作のほの暗い幻想的な雰囲気がバレエでは甘い夢の世界に変換されています。斉藤洋先生が突っ込みながら物語を描いているので醒めた視点を持つ人向きでしょうか。優しい挿し絵でバレエのシーンが浮かびます。クララがくるみわり人形を持って踊るところ、馬車で移動するところ、お菓子の国での踊りの数々、最後の大団円、物語として読むより踊りをみたくなります。2020/12/26

杏子

18
クラシックバレエおひめさまシリーズ第2弾。くるみわり人形というと、クリスマスの物語。ネズミの王さまに魔法でくるみわり人形に変えられた王子?美青年?を真実の愛で救うために、勇敢にもネズミの王と闘う少女のお話。ですが、書き手がこの方だとまたずいぶん違った印象。これもまたいいけど。イケメンとか、これはいけるかもしれない、とか現代人ぽいところが出てきます。ドルーセルマイアーさんとかも他作品思い出して懐かしかったです。2015/02/28

魚京童!

15
バレエか。見なきゃ。能も狂言もまだ見てない。ってか本すら読む時間がないのに。時間が欲しい。集中力が欲しい。集中力はトレーニングだけど、読みたい本が圧倒的過ぎて死にたい。セネカ2週目したいし、魔の山を今読んだらどう感じるか知りたい。でも誇れることは失われた時をすでに求めてあることだ。内容覚えてないけど、無駄だったと自覚できてる。なかなか無駄だと実感する機会ないからな。やりたいことが多すぎるのか、時間がなさすぎるのか、楽しみがたくさん取ってあるのかだな。新しい読メで書いてます。2016/11/30

しろのあ

3
斉藤洋ぶし炸裂なくるみわり人形です。私はお菓子の国に入ってからが好きなのですが、これはその部分は少なくてねずみ退治までのほうが分量が多めです。あとドローセルマイヤーもはっきり魔法使いという設定になってます。キラキラよりは不思議が好きな子向けでしょうか?2016/02/25

チタカアオイ

0
【図書館】2017/06/07

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