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進撃の華人―中国「静かな世界侵略」の脅威

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062191067
  • NDC分類 319.22
  • Cコード C0098

出版社内容情報

中国はいまや「カネと華人ネットワーク」を武器とした、いわば「軍隊なき世界侵略」を行っている。世界を取材して書かれた貴重なルポ21世紀に入りますます権勢を誇る中国。その影響力は「世界の巨人」としていまや地球の隅々にまで及んでいる。国家をバックとした銀行の融資、世界中に進出する国営・民間企業、世界に広がる華僑ネットワーク。中国はそれらを「武器」として、いわば軍事侵略ではなく、経済侵略を果たしているのだ・・・・・・事実、中国が進出したアフリカ、ラテンアメリカ、アジアの各国では中国の築き上げたダム・橋・空港・ビルなど、多くのインフラが整備され、彼らもまた繁栄を享受しているかにみえる。だが、実際には、深刻な環境問題、地元労働者からの強烈な搾取、現地政府と中国との癒着、相手国からの一方的な資源収奪など、数々の問題が表面化しつつあるのだ。本書はスペインのジャーナリストが世界各地を実際に取材し、膨大なインタビューを重ね、「嫌中」でも「反日」でもない、第三者的な視点から「事実」のみを重ね挙げた貴重なルポと言えるだろう。

プロローグ
第一章 強すぎる移民ーー新旧華僑が世界を席巻する
第二章 中央アジア制覇を目論む「新たなシルクロード」
第三章 地球上のあらゆる鉱山を支配せよ
第四章 黒い金ーー石油をめぐるドス黒い国際取引
第五章 多くの国々を苦しめる独善的なインフラの贈り物
第六章 「世界の工場」に永久搾取される犠牲者
第七章 「中国の奇跡」が地球の自然を破壊する
第八章 周辺他国を次々と恫喝する中国覇権(パクス・シニカ)の闇
エピローグ


フアン.パブロ・カルデナル[フアン.パブロ カルデナル]
著・文・その他

エリベルト・アラウホ[エリベルト アラウホ]
著・文・その他

窪田 恭子[クボタ キョウコ]
翻訳

内容説明

密かに進む、“中国による世界支配”の実態を暴く!中国で活躍するスペイン人ジャーナリスト2名が世界25カ国で目の当たりにした「衝撃の事実」

目次

第1章 強すぎる移民―新旧華僑が世界を席巻する
第2章 中央アジア制覇を目論む「新たなシルクロード」
第3章 地球のあらゆる鉱山を占拠せよ
第4章 黒い金―石油をめぐるブラックな国際取引
第5章 多くの国々を苦しめる独善的なインフラの贈り物
第6章 「世界の工場」に永久搾取される犠牲者
第7章 中国の奇跡が地球を破壊する
第8章 パクス・シニカ―中国覇権の時代が平和?

著者等紹介

カルデナル,ファン・パブロ[カルデナル,ファンパブロ] [Cardenal,Juan Pablo]
1968年、バルセロナ生まれのスペイン人ジャーナリスト。スペインの全国紙「エル・ムンド」、経済紙「エル・エコノミスタ」の中国特派員を務める。香港在住

アラウホ,エリベルト[アラウホ,エリベルト] [Ara´ujo,Heriberto]
1983年、バルセロナ生まれのスペイン人ジャーナリスト。フランス通信社、国営メキシコ通信の中国特派員を務める。北京在住

窪田恭子[クボタキョウコ]
1974年、神戸市生まれ。神戸女学院大学文学部英文学科卒業。英国・ケント大学大学院現代文学科修士課程修了。フリーランス翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

飯田健雄

31
3年くらい前に読んだ、『アフリカを食い荒らす中国』と同じくらいの 面白さであった。中国の積極的な海外直接投資は、相手国が独裁国であり、内政不干渉であることに大きな特徴がある。受入国は、経済特区から産業発展への構図の実現は、ほとんど、不可能で、中国からの大量の労働者の受け入れ、モノカルチャー(農業・鉱物の輸出依存)に受入国を押しとどめていく傾向が強い。中国企業による、徹底した自然破壊、支配層との癒着による汚職、経済格差の助長は、事実であろう。民主的市民社会の欠落した国家、中国の海外投資をよく描いている。 2017/01/08

白いカラス

0
日本人がルポをしたのではなく、スペインのジャーナリストがルポしている。世界各国に拡散している華人の暴挙が余すところなく書かれている。これがすべてではないにしろ貴重なルポであることには間違いない。この本を中国で販売したらどうなるだろう?すぐに発売禁止となるのは間違いないですね。2014/11/09

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