猫弁と魔女裁判

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062189989
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

シリーズ最終巻にして、ついに百瀬が法廷に立つ! これまでの『猫弁』シリーズは、すべてこの1冊のために書かれた物語だった。

百瀬太郎(ももせたろう)は、青い瞳の女性国際スパイの強制起訴裁判に、指定弁護人として選任された。
挙式の相談に乗ってくれない百瀬に困惑する婚約者の亜子(あこ)。
事務所に帰ってこない主を待ちわびる野呂(のろ)と七重(ななえ)。
飼い主と会えずに寂しい日々を送るテヌー。
百瀬の事務所を手伝う赤井(あかい)、百瀬の身を案じる法律王子と透明人間、百瀬を利用しようとする業界最大手法律事務所の秦野。
一心不乱に裁判の準備をする天才弁護士は、シリーズ最終巻にしてついに法廷に立つ。

【著者紹介】
2006年、『三日月夜話』で城戸賞入選。
2008年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。
2011年、『猫弁~死体の身代金~』にて第三回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞。デビュー作『猫弁』は単行本と文庫をほぼ同時に発売し、どちらも大反響を得て版を重ねた。続く6月に『猫弁と透明人間』を刊行し、こちらも2013年4月にドラマ化された。シリーズ3作目『猫弁と指輪物語』、4作目に『猫弁と少女探偵』を発表し、本作でシリーズ完結となる。

内容説明

百瀬太郎は、青い瞳をした女性国際スパイの強制起訴裁判に指定弁護人として選任された。挙式の相談に乗ってくれない百瀬に困惑する婚約者の亜子。事務所に帰ってこない主を待ちわびる野呂と七重。飼い主と会えずに寂しい日々を送るテヌー。百瀬の事務所を手伝う赤井、百瀬の身を案じる法律王子と透明人間、百瀬を利用しようとする秦野…。一心不乱に裁判の準備をする天才弁護士は、シリーズ最終巻にしてついに法廷に立つ。

著者等紹介

大山淳子[オオヤマジュンコ]
東京都出身。2006年、『三日月夜話』で城戸賞入選。2008年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。2011年、『猫弁 死体の身代金』でTBS・講談社第3回ドラマ原作大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ダイ@2019.11.2~一時休止

214
猫弁その5。最終話は弁護士らしく裁判モノ。最近影が薄くなっていたまこと先生の意外な展開や法律王子たちの活躍もありとても楽しめたシリーズでした。でもエピローグにはテヌーを参加させて欲しかった・・・。2015/05/20

雪風のねこ@(=´ω`=)

145
いずれ百瀬の母親が出てくるかと思ってたけれど中々の舞台であった。思えば前から伏線が張ってあったね。法律は完全ではない。それ以外は人の善意(と信ずるもの)で埋め合わせていくしかない。それを己の保身のみに用いようとすると逆に雁字搦めにされてしまう。二見しかり。だが他人の為に用いるならば、何倍にもなって還ってくる。人の世は多かれ少なかれそんなバランスで流れてゆくのだろう。いいラストであった。亜子のあの言い回しは一緒に走れないと思ったからこその言い方だったんだろうなと思う。幸せは、祈らなくても充分であろう。2016/12/31

七色一味

134
読破。シリーズ最終巻ということでしたが、今までのような爽快感は、ちょっとなかったような…。今までの巻で出てきた方が多数登場しましたが、どうもバラバラな感じが…。どうせなら、結婚式の披露宴、今まで百瀬&亜子と絡んだすべての人々が会する、そんなラストを想像していたんですけどねぇ。その部分は、外伝で書いていただこうかしらん。2014/11/26

mariya926

116
猫弁の第5弾。最終巻です。前巻で卒業というキーワードが見えたので、最終巻では母親との再開&結婚かな?と思いましたが、流れは合っていました。それにしてもレーシックって…。それこそファンタジーでした(笑)今回の猫弁はちゃんと裁判していて弁護士っぽくって素敵ですが、猫弁っぽさが減少していました。それでも亜子はちゃんと前進していってますね。本当に猫弁と暮らせるのは亜子しかいないだろうなぁ。結婚生活についてもう少し知りたかったのはありますが。亜子が家事が全くできなくても、猫弁は完璧だから大丈夫だとは思いますが…。2018/12/10

カロリーナ

113
☆5 お人好しの天才弁護士・猫弁こと百瀬太郎が厄介な依頼に悪戦苦闘するハートフル・ミステリー第5弾、完結編。指定弁護人(役割としては検事)として作中では初めて法廷に立つ。前作を"繋ぎ"なんて言ってごめんなさい〜。シリーズ物の中でベスト3に入る程のお気に入りです。大福亜子はなんて素晴らしいヒロインなんでしょう!「おじょうさんをください」には「あっはっは」と大爆笑が出(ビクリとされました)、所々で口許が綻び、最後は嬉し泣き。終わってしまうと思うと寂しいけれど、ハラハラさせられつつのラスト、本当に良かった2014/08/21

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