徳間文庫
熱風!―古着屋総兵衛影始末〈5〉 (新装版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 491p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784198927554
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

東海道が子供たちが溢れている。奉公人の小僧たちによる伊勢神宮への大量群参が、まるで熱風のように吹き荒れていた。このなかに、大黒屋の者たちもいた。過って家康拝領の水火一対の鈴のかたわれを身につけたままであった。この鈴がないと、新しい「影」との意思疎通がはかれない。奪回に十日間の猶予を与えられた総兵衛、東海道をひた奔る!傑作時代活劇。

著者等紹介

佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。デビュー作『闘牛』以後、スペインをテーマにした作品を発表。その後時代小説の分野に進出して、平成を代表する時代小説作家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fern

2
わけが分からないままながら、複数陣営入り乱れての怒涛の追跡劇は面白くて、勢いにつられて一気読み。面白かった…けど、結局 オカルト…? エ~…(^^;)どう受け止めたらいいのか迷う…。元々「なんちゃって」度の高いシリーズではあるけれど…。  潔く統制のとれた一族には胸のすく思いがする。若い駒吉も魅力的。2010/07/16

えぐ@灯れ松明の火

1
鳶沢村から奉公にあがったばかりの栄吉が新"影"との朱印代りの鈴を持ったまま、伊勢参りに! ちょっと変化球な巻でしたか。最初は総兵衛が小僧に翻弄されるところが面白いし、道三河岸の方の狙いもわかりにくいしとわくわく読んでたんですが、栄吉が何たら御子になったあたりで微妙に醒めちゃいました。ラストの栄吉可哀想だし。2011/05/27

らいむ

0
OOO 古着屋の旦那様総兵衛の影の顔隠れ旗本鳶沢家城主による、徳川を守り抜いていく物語。 ここで問題が。 伊那衆シリーズと少しかぶるところがあって、交易のあたりに関しては、少し混乱してきました。 こんな筋の通った、引っ張っていってくれる男気のある人は憧れるなぁ。

mitsuru1

0
オカルト少年栄吉が、なぜか大流行の抜け参りへ、総兵衛たちも振り回される、果たしてその真意は2009/09/25

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