出版社内容情報
たとえ栄養満点でも、ドッグフードは人間界の食品に置き換えればインスタント食品。がんと闘うには、手づくりの食事療法がお奨めです須崎恭彦氏を著者にした「愛犬のための」シリーズは、『症状・目的別栄養事典』、『症状・目的別食事百科』、『がんが消えていく食事と生活』、『食べ物栄養事典』と4作あります。これらのシリーズは、A5判で、お勉強的な要素が強く、この1冊があれば栄養学や食事療法で知りたいことは、ほぼ学べるといった内容で、文字量が多いのが特徴でした。
昨今、文字を読むのが苦手な方も増えてきたので、新シリーズでは、ポイントだけを端的に紹介し、大きなビジュアルで要点が文章を読まなくても一目でわかるようにしました。
まずこの新シリーズで最初に着手する病気は、「がん」です。ドッグフードは便利な反面、人間社会でいうところの、インスタント食品。仮に栄養が満点であっても、栄養補助食品だけで、健康維持が難しいのは、我々人間に置き換えれば至極当たり前のこと。
まずは水分不足で体に長年蓄積された老廃物をデトックスするためにも、水分と生きた栄養素がたっぷりの手づくりごはんをおすすめします。
レシピは、がん臓器別で効果的な栄養素とそれが含まれる食材を使ったものを紹介します。
■がんに勝つごはん
■抗がんごはん 基本の食材組み合わせ
■少量しか食べられないときの高タンパク食材
■噛む飲み込むが難しいtpきの工夫
■抗がん食材事典
(1)野菜・海藻・豆類、(2)穀類・芋類、(3)大豆製品、
(4)肉・卵・魚、(5)乳製品、(6)果物
(そのほか)だし食材・調味料
<がん全般対応>
■常備したい抗がん食材
■抗がんレシピ
<がん臓器別 効果的な栄養素とレシピ>
●皮膚がん・扁平上皮がん・肥満細胞腫●悪性リンパ腫●子宮・卵巣・精巣・前立腺がん●口腔がん●腎臓・膀胱がん●骨肉腫●大腸がん●血管肉腫●肺がん●乳腺腫瘍●メラノーマ●脾臓がん●肝臓がん
須崎 恭彦[スサキ ヤスヒコ]
著・文・その他
内容説明
余命宣告されても諦めるのはまだ早い!抗がん食材、レシピがひと目でわかる。
目次
少量しか食べられないときに知っておきたい犬が好む、高タンパク食材
飲み込みが難しいときの噛む・飲み込みやすい工夫
抗がん食材帖
基本の抗がん栄養素&レシピ
がん臓器別抗がん栄養素&レシピ
Dr.須崎に聞くがんのお悩みQ&A
著者等紹介
須崎恭彦[スサキヤスヒコ]
獣医師、獣医学博士。東京農工大学農学部獣医学科卒業、岐阜大学大学院連合獣医学研究科修了。現、須崎動物病院院長、九州保健福祉大学薬学部動物生命薬科学科客員教授、ペット食育協会会長。メンタルトレーニング(シルバメソッド)の国際公認インストラクター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。