出版社内容情報
「暮色に包まれた閑寂の風景を描かせては古今東西独往」と林望氏が惚れ込み選んだ40点。懐かしさ、詩情をたっぷり味わえる一冊。「暮色に包まれたる閑寂の風景を描かせては古今独歩東西独往」と林望氏が惚れ込み選んだ40点。
懐かしさ、詩情をたっぷり味わえる一冊。
川瀬 巴水[カワセ ハスイ]
著・文・その他
林 望[ハヤシ ノゾム]
著・文・その他
内容説明
昭和初期の日本を描いた川瀬巴水の木版画と林望の詩文が織りなす二重奏。
目次
懐かしい不安―塩原おかね路
UNE SOIR´EE ´EROTIQUE―井の頭の春の夜
夢の雨―讃州善通寺
良日頌―房州鴨川
血の色―紀伊勝浦
妄想―清洲橋
独吟連句四句―京都清水寺
光と無為―夜の新川
光のなかの…幻想―天草より見たる温泉ケ嶽
雨音を…―宮城県作並温泉〔ほか〕
著者等紹介
川瀬巴水[カワセハスイ]
1883~1957。東京・芝に生まれる。鏑木清方に師事し、大正7年、渡邊版画店より版画家としてデビュー
林望[ハヤシノゾム]
昭和24年、東京に生まれる。慶應義塾大学卒業、同大学大学院博士課程修了。ケンブリッジ大学客員教授、東京芸術大学音楽学部助教授などを経て、作家活動に専念。専攻は、日本書誌学・国文学。英国滞在中の経験を綴った『イギリスはおいしい』で91年日本エッセイスト・クラブ賞、92年『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で国際交流奨励賞、93年『林望のイギリス観察辞典』で講談社エッセイ賞を受賞。2013年『謹訳 源氏物語』で第67回毎日出版文化賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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