出版社内容情報
賭けるのは己が命。報酬は、天下。平家、頼朝を相手に、虐げられし者どもの乾坤一擲。吉川新人賞候補作家が放つ、新・源平合戦絵巻!
賭けるのは己が命。報酬は、天下!
義経をもって天下を制す――。幼き頃から「物の怪」と蔑まれ、人の心を持たずに育った鬼若。野心と利害にまみれた末に求めたものは、「源氏の血」を掲げての天下取りであった。武蔵坊弁慶の名を得た男は、源氏の御曹司・義経を御旗とし、一気に世に躍り出る。だが、それは偽りの旗であった……。
敵は平家、そして兄・頼朝。世を混沌に陥れる怪物相手に、虐げられし者どもが乾坤一擲の大博打! 『戯史三國志 我が槍は覇道の翼』で2012年度吉川英治文学新人賞候補。最注目の新鋭による痛快時代長編!
【著者紹介】
(よしかわ・ながはる)
1968年東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業後、会社員として勤務のかたわら執筆をはじめ、2010年「我が糸は誰を操る」で第5回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。同作は『戯史三國史 我が糸は誰を操る』と改題し、2011年5月に刊行。三國志ファンのみならず、幅広い評価を得る。同年9月には第2弾『戯史三國志 我が槍は覇道の翼』を刊行、2012年、第33回吉川英治文学新人賞候補となり、大きな話題を呼ぶ。他に、シリーズ完結編となる『戯史三國志 我が土は何を育む』 、『時限の幻』、本作の姉妹編となる『義仲これにあり』がある。
内容説明
幼き頃から物の怪と蔑まれて育った鬼若。野心と利害にまみれた末に求めたものは、源氏の血を掲げての天下取りであった。敵は平家、そして兄・頼朝。武蔵坊弁慶の名を得た男は、「御曹司・義経」を御旗に一気に世に躍り出る。だが、それは偽りの旗であった…。2012年度吉川英治文学新人賞候補!話題作『義仲これにあり』に連なる入魂作。豪胆にして細密、最注目の新鋭が放つ痛快時代長編。
著者等紹介
吉川永青[ヨシカワナガハル]
1968年東京都生まれ。横浜国立大学経営学部卒業後、会社員として勤務のかたわら執筆をはじめ、2010年「我が糸は誰を操る」で第5回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。同作は『戯史三國志我が糸は誰を操る』と改題し、2011年5月に刊行。三國志ファンのみならず、幅広い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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