出版社内容情報
『黒魔女さんが通る!!』で大人気の石崎洋司が描く、年の初めに巻き起こる不思議で楽しいお正月の話。野間児童文芸賞作家、最新作。『黒魔女さんが通る!!』で大人気の石崎洋司が描く、年の初めに巻き起こる不思議で楽しいお正月の話。野間児童文芸賞作家、最新作。
石崎 洋司[イシザキ ヒロシ]
著・文・その他
澤野 秋文[サワノ アキフミ]
著・文・その他
内容説明
年の初めにまきおこる、不思議で縁起のいいおはなし。お正月の行事が、よくわかります。
著者等紹介
石崎洋司[イシザキヒロシ]
1958年、東京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。出版社に勤めた後、『ハデル聖戦記』でデビュー。『世界の果ての魔女学校』(講談社)で第50回野間児童文芸賞および第37回日本児童文芸家協会賞をダブル受賞
澤野秋文[サワノアキフミ]
1981年、神奈川県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。広告関係を経て、現在マスコミ業界デザイナー。著書に、第34回講談社絵本新人賞佳作を受賞した創作絵本『それならいいいえありますよ』(講談社)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gerBera.m
17
一月伝統行事の謎がダジャレを通して年神君から楽しく学べる本。今月読んでよかった。児童書読むなら3~4年から。2016/01/11
しーまま
16
「おはなし12か月シリーズ」の1月。読みたいと思いつつ、2月になってからやっと読めました。お正月のことをダジャレで楽しく学べていいですね。2016/02/10
mikipon
13
この「おはなし12か月」というのは、子供たちに人気の作家がその月の歳時記にちなんだお話を書いていて、どれも中々良かったです。でも盛り込まれた情報量では、これが一番かも。お正月の色々は、突き詰めれば言葉遊びというか洒落。それを新米の年神君があれこれ解説してくれます。私の年で懐かしい、今の子供だと知らないことが一杯じゃないかな。年末から松の内くらいに読むのにぴったり。2014/03/11
遠い日
11
お正月の神さま(年神)は、小さな男の子の風貌をして現れた。お正月のいろいろないわれは、家庭で話したり、お正月の祝いをきちんとしなければ身につかないもの。神棚、床の間、仏壇、台所、トイレの五か所に小さなしめ飾りを掛け、三が日は毎朝柏手を打って拝むということを、今だにやる義父母宅の正月が、こんな時には役に立つ。さくらと年神のやりとりは、ほんわかとだじゃれで進む。めでたい年の始めを汚さぬよう、知っておくべき知識が満載。2014/01/11
なおなお
10
門松、輪かざり、おせち料理、初夢にどんどやき。お正月に纏わるあれこれを年神くんがだじゃれで教えてくれる。イラストも可愛い(*^^*)2015/05/16