出版社内容情報
政権交代なるかの総選挙の投票日、森江春策に「日本分断」を告げる電話が。過去と現在が交錯する「時」シリーズが12年ぶりに甦る!「ミステリ―の達人」が、大絶賛!
驚きの超-社会派本格探偵小説。奇想、ここに極まれり。――有栖川有栖氏
時代の深層に秘されたロマンを解く、壮麗なるミステリ―だ!――ときわ書房本店 宇田川拓也氏
本格ミステリ・ベスト10 第2位
週刊文春ミステリ―ベスト10 第8位
傑作「時の密室」から12年――。「時」シリーズが甦った!
戦前のハルビン、戦後の日本、そして現代――。
数多くの謎に満ちた事件が起こり、交錯するとき、
日本を震撼させる出来事が明かされる!
盤石の地位を保ってきた政権党から第二党への初めての政権交代なるかが
注目された総選挙の投開票日に、大地震発生の報が。
同日、弁護士兼探偵の森江春策に「日本分断」と告げる謎の電話があった。
一方、昭和24年。大量殺人事件・大都銀行事件の取材にいそしむ
仮名文字新聞記者の和智雄平にも、
戦前に赴任したハルビンの知人から「日本分断」という電話が――。
序 篇 大いなる分断
第一篇 電子の大海から東方の巴里へ
第二篇 戒厳令下の“密室”
第三篇 ペンティメント──古き愛の唄
終 篇 そして水晶の都へ
芦辺 拓[アシベ タク]
著・文・その他
内容説明
盤石の地位を保ってきた政権党から第二党への初めての政権交代なるかが注目された総選挙の投開票日に、大地震発生の報が。同日、弁護士兼探偵の森江春策に「日本分断」と告げる謎の電話があった。一方、昭和24年。大量殺人事件・大都銀行事件の取材にいそしむ仮名文字新聞記者の和智雄平にも、戦前に赴任したハルビンの知人から「日本分断」という電話が―。戦前のハルビン、戦後の日本、そして現代―。謎に満ちた事件が起こり、交錯するとき、日本を震撼させる出来事が明かされる!
著者等紹介
芦辺拓[アシベタク]
1958年、大阪府生まれ。同志社大学卒業。’86年に「異類五種」で第2回幻想文学新人賞に佳作入選。’90年に『殺人喜劇の13人』で第1回鮎川哲也賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダイ@2019.11.2~一時休止
RIN
なしかれー
イシグロ
二分五厘