NIPPON3.0の処方箋

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  • サイズ B40判/ページ数 143p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062184618
  • NDC分類 807
  • Cコード C0036

出版社内容情報

社会的動物の人間は「つながる」ことを求める。思考や実践も人との関わりが要だ。「つながる力」を獲得する最新の理論と方法を説く。

社会的動物である人間が求める究極のコミュニケーションは「つながる」こと。インターネット上ですべての情報とつながってしまう今の時代だからこそ、より高度な思考力をもって人と関わり、一緒に問題を解決し、新しい価値を創り出す力が必要である。そうした「つながる力」を獲得する最新の理論と方法を説く。

【著者紹介】
カリフォルニア大学サンディエゴ校教授(Ph.D)、外国語プログラムディレクター。カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院修了。専門は第二言語習得理論と外国語教授法。
アメリカの日本語ナショナル・スタンダーズの作成に参加、現在、外国語ナショナル・スタンダーズ理事会日本語代表理事、外国語教育ロビー団体Joint National Committee on Languages日本語代表、全米日本語教育学会会長、一般社団法人日本外国語教育推進機構(JACTFL)の理事を務める。
Association of Teachers of Japanese前会長など、米国の外国語教育関連機関の要職を歴任。外国語教育、日本語教育に関する著書多数。
国際文化フォーラム(TJF)が主宰する「外国語教育のめやす」作成プロジェクトの監修者。2009年からTJFが桜美林大学や関西大学と共催している「学習のめやす」に準拠する外国語教師を対象としたセミナー等の主任講師を務める。

内容説明

SNA(ソーシャルネットワーキングアプローチ)が日本を救う、人を育てる。Version3.0のグローバル社会から置いてけぼりのNIPPONに必要な5つの「つながる」力。

目次

序章 私が日本の英語教育をここまで恨む悲惨な出来事
1章 たった5年で未知の職業が60%になる時代
2章 危機的状況NIPPON1.0
3章 情報氾濫社会が求める力
4章 「つながり」こそSNAが考える真のコミュニケーション
5章 NIPPON3.0をめざして
終章 日本を救う5つの処方箋

著者等紹介

當作靖彦[トウサクヤスヒコ]
1953年、北海道函館市生まれ。カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院修了。言語学博士。現在、カリフォルニア大学サンディエゴ校教授。専門は第二言語習得理論と外国語教授法。アメリカの日本語ナショナル・スタンダーズの作成に参加、外国語ナショナル・スタンダーズ理事会日本語代表理事、外国語教育ロビー団体Joint National Committee on Languages日本語代表、アメリカ日本語教育学会会長、コンピュータを使った日本語教育学会会長など、米国の外国語教育関連機関の要職を歴任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

文章で飯を食う

7
おっしゃることはもっともである。だが、それができないのが、日本の閉塞感を産んでいるのだ。ただ、できない、できないとだけ言っていても日本は沈むだけである。では、どうすれば良いのか?2015/10/28

ena

2
これこれ!これまで読んできた論文の中でこれがわたしのやりたいことに一番近いかも。しかし、まだ荒削りな感じ。でも今後こういう教育が必要になる日が来ると確信した。あとでもう一度じっくり読む!/クラスと現実社会を直に結び「体験する」、社会と「つながる」/『外国語学習のめやす』/「三つのP」play, passion, purpose/1日半的に物事を見る2イノベーター3リスクを冒す4つながる5自己学習網2014/02/11

ごん

1
感想3かあー読まれてないな一(涙)この題名が悪いんじゃないかな。私も知ってはいたけど手に取る気にもならなかった。今日この筆者の講演をきいてとてもおもしろかったので、読んだのでした。すぐ読める。講演のネタとかぶっていて、確認には丁度よい。日本の大学受験勉強で得たものは何ひとつなかったとか言うし、英語教育推進マンセー派だから警戒心は残るけど、世界から見た日本が見えている人なので、ナマの話には説得力がありました。2015/11/07

村上吉文

1
ソーシャルネットワーキングアプローチの、現状では最新の文献。 2013/08/15

sumi

0
當作氏の講演を聞いてからその場で購入。「つながる」ということを言語教育に取り入れていくことを説いている。「つながる」ことは以前よりも様々な方面へと可能になったものの、私たち(日本人?)はその術をあまり会得していない。技術の発達により、外国語教育はもしかしていらないかも?と思うけど、これまでとは違うしっかりとした目的を設定すれば、仕事にあぶれなくて済むかな?それにしても、我が子の将来のために、當作氏のような人がどんどん警鐘を鳴らして教育を変えてほしい。私も少しでも活動したい。2015/11/15

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