これからの中国の話をしよう

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これからの中国の話をしよう

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  • サイズ B6判/ページ数 324p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062184113
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本・中国・アジアの若者研究の第一人者と、高校卒業後単身中国に渡り、一人で格闘してきたコラムニスト。新世代による新しい中国論加藤嘉一1984年生まれ。高校卒業後北京大学へ留学。
北京大学在学中、中国メディアデビュー。
以来、中国国内のテレビ、雑誌で発信を続け、中国版ツイッター新浪微博のフォロワーも150万人以上。
「中国で一番有名な日本人」と呼ばれる。

原田曜平1977年生まれ。博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー。
日中若者研究のみならず最近ではフィールドをアジア各地にまで広げ、
若者研究の第一人者としてメディア登場も多い。

つねに現場で格闘し、発信を続けてきた若き二人だからこそ語れる
これからの中国、これからの中国人の「ほんとうの話」。

反日教育を受けながらも、どんどん日本の若者たちにライフスタイル、
考え方が似てきた中国の若者たち。
一方で、彼ら八〇後(1980年代生まれ)、九〇後(1990年代生まれ)と、
日本の若者との大きな違いは、人口が多いということ、上の世代より豊かなこと、
だから社会に大きな影響力を持った世代であること。
そのため、これからの中国、これからの日中関係の鍵を握るのは、
八〇後以降の世代。
本書では、彼ら中国の若者世代の話を中心としながら、
各地域の違い、中国共産党のいま、中国ビジネスで気をつける点と狙い所、
中国人との付き合い方など、話は多岐にわたる。

嫌中、媚中を超えて冷静な議論を。
ビジネスマンのみならず、中国に少しでも関心のある人は必読、
いまとこれからがわかる中国論の誕生。

第1章 中国を好き嫌いで見るな
第2章 「八〇後」をどう見るか
第3章 ほんとうの新人類「九〇後」の世界
第4章 不公平という不安要因
第5章 共産党と民主化をどう読むか
第6章 地域が変われば文化も変わる
第7章 中国人の金持ちと中間層
第8章 中国人が感動する日本
第9章 中国人との付き合い方
第10章 企業はこんな中国人を雇え
第11章 現場に自ら足を運ぶということ
第12章 グローバルな世界で


加藤 嘉一[カトウ ヨシカズ]
著・文・その他

原田 曜平[ハラダ ヨウヘイ]
著・文・その他

内容説明

日本人化する中国の若者たち。「中国でいちばん有名な日本人」vs.「日中若者研究の第一人者」現場で格闘中の若き論客ふたりだから語れる「ほんとうの話」

目次

中国を好き嫌いで見るな
「八〇後」をどう見るか
ほんとうの新人類「九〇後」の世界
不公平という不安要因
共産党と民主化をどう読むか
地域が変われば文化も変わる
中国人の金持ちと中間層
中国人が感動する日本
中国人との付き合い方
企業はこんな中国人を雇え
現場に自ら足を運ぶということ
グローバルな世界で
八〇後の子どもが大人になったとき

著者等紹介

加藤嘉一[カトウヨシカズ]
1984年静岡県生まれ。2003年高校卒業後、単身で北京大学留学。同大学国際関係学院大学院修士課程修了。復旦大学新聞学院講座学者などを経て、2012年8月、9年半過ごした中国を離れ渡米。ハーバード大学ケネディスクール公共政策大学院フェロー2012~13、ニューヨーク・タイムズ中国語版コラムニスト、世界経済フォーラムGSC(グローバルシェイパーコミュニティ)メンバーを務める。中国語の著書多数

原田曜平[ハラダヨウヘイ]
1977年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、株式会社博報堂入社。ストラテジックプランニング局、博報堂生活総合研究所、研究開発局を経て、現在、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダー。多摩大学非常勤講師。日中をはじめアジアの若者研究及びマーケティングを続けている。2003年JAAA広告賞・新人部門賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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rokubrain

5
80年代生まれの「80後(バーリンホウ)」今、30代 90年代生まれの「90後(ジョウリンホウ)」今、20代 78年の改革開放が開始されてから生まれてきた世代をこう呼ぶ。 また79年に一人っ子政策が始まり、80後は一人っ子第世代でもある。 確かにそれ以前の世代と全く価値観の違う中国人になっていくのは間違いない。 しかしそれよりも興味深いのは、 彼らは同世代の日本人などの外国人と価値観を同じくしていくだろうということ。 ネットの普及は世界の平準化につながり、人のライフスタイルも近くなる。2018/06/10

ののまる

3
おもしろい。リアルな提言もりだくさん。2014/04/21

みこよこ

1
わたしたちが漠然と中国や中国人に抱いているイメージは、押しが強くておおざっぱ、人の話は聞かない等々…。でも、実際に中国を訪れたり、中国人を話したことがある日本人がいったいどれくらいいるだろう。中国という国は人口が多く、国土も広い。同じ中国人でも沿岸部、内陸部、北部、南部で全くちがう性質を持つ(らしい)。何を考えているかわからない、とよく言うけれど、これから絶対につきあっていかなければならない国です。2013/09/12

qiujian8

1
80后と90后の違いは今の日本にも対比できる部分を感じる。2015/02/16

伊藤朱里

0
これからも加藤さんの動きには注目していきたい。2016/07/15

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