塀のなかで悟った論語―現代人を癒す24の答え

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062183666
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「闇社会の守護神」と呼ばれ、栄華を極めた人生は「反転」、監獄の独房の中で孔子の言葉について思索を重ねて得た人生の意味

「闇社会の守護神」と呼ばれ、バブル時代の大阪で栄華を極めた弁護士人生は「反転」、監獄の独房のなかで思索に思索を重ねた――すると「論語」によって人生の意味がすべて分かった!
 4年8ヵ月に及んだ刑期のなかでのガン宣告、絶望の淵にたたずむ著者。血尿を見るほど苦しみ、塀のなかで自分の毀誉褒貶のある人生を振り返ると、そこでは孔子の言葉がつねに心の支えになっていた。
 「インテリヤクザとの論語尋問合戦」「検察が抱える闇と信念の狭間での葛藤」など、人の何倍も転んでは起き上がり、転んでは起き上がる壮絶な体験をしてきた著者だからこそ得られた「生きた論語」の解釈には、現代人が困難な日々を生活していくうえでのヒントがそこかしこに散りばめられている!

前書き 論語は「黄金の杖」だった
序 章 絶望のなかの光
第1章 論語と出会った日々
第2章 司法試験と論語
第3章 ヤクザと検事の論語論争
第4章 母の真心のなかにあった論語
第5章 過ちて改むるに憚る検事たち
第6章 検事総長が孔子の教えに従えば
第7章 法と恕の衝突
第8章 孔子が見た大阪地検「証拠隠滅事件」

【著者紹介】
田中森一(たなか・もりかず)

 1943年、長崎県に生まれる。岡山大学法文学部在学中に司法試験に合格。1971年、検事任官。大阪地検特捜部などを経たあと、東京地検特捜部で、撚糸工連汚職、平和相互銀行不正融資事件、三菱重工CB事件などを担当。その辣腕ぶりが「伝説」となり、名声を博す。1987年、弁護士に転身。2000年、石橋産業事件をめぐる詐欺容疑で東京地検に逮捕、起訴され、無罪を主張するも実刑が確定。4年8ヵ月の獄中生活を経て、2012年11月に出所。
 著書には30万部のベストセラーになった『反転 闇社会の守護神と呼ばれて』、共著に『検察を支配する「悪魔」』などがある。

内容説明

敏腕特捜検事→闇社会の守護神→逮捕、約5年の独房生活…「どんな人生でも必ず、変わることができる」絶望と死の淵で光を放った、論語が導く人生の答え。ベストセラー『反転』から6年…監獄のなかで綴った魂の手記。

目次

序章 絶望のなかの光
第1章 論語と出会った日々
第2章 司法試験と論語
第3章 ヤクザと検事の論語論争
第4章 母の真心のなかにあった論語
第5章 過ちて改むるに憚る検事たち
第6章 検事総長が孔子の教えに従えば
第7章 法と恕の衝突
第8章 孔子が見た大阪地検「証拠隠滅事件」

著者等紹介

田中森一[タナカモリカズ]
1943年、長崎県に生まれる。岡山大学法学部在学中に司法試験に合格。1971年、検事任官。大阪地検特捜部などを経たあと、東京地検特捜部で、撚糸工連汚職、平和相互銀行不正融資事件、三菱重工CB事件などを担当。その辣腕ぶりが「伝説」となり、名声を博す。1987年、弁護士に転身。2000年、石橋産業事件をめぐる詐欺容疑で東京地検に逮捕、起訴され、無罪を主張するも実刑が確定。2012年11月に刑期を終える(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒木 素弓

5
これは、論語と絡めて綴られた著者の強く激しい半生です。そしてまたこれは、検察庁特捜部の暴露本でもあります。本来、権力や地位が高くなればなるほど、人は人間力をつけなければなりません。それなのに、私欲にまみれた人のなんと多いこと。。。わかってはいたものの、こうハッキリ暴露されると、ため息が出ます。。。2014/06/18

ふねふねこ

1
興味深い箇所が、キリストと孔子の言葉の違い、の場所。同じ事を友達と議論した事がある為。孔子は「己の欲せざる所は人に施すことなかれ」の様に、「自分のして欲しくないことは他人にもするな」と教え説いているが、キリストは、「人からして欲しいと思うように人にもしなさい」と説いている。私は後者の意識は強いけど、前者の意識は弱く、多くの日本人は前者の意識が強く、後者の意識が弱いな、と大人になり気付いた。そこを書いていてくれたのが興味深かった。2017/02/07

akira9017

0
面白かった!「論語」と「経験談」をまじえた1冊。論語に興味がわきました!2013/05/25

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