情報を捨てるセンス選ぶ技術

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  • サイズ B6判/ページ数 382p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062183222
  • NDC分類 007.5
  • Cコード C0098

出版社内容情報

英国の気鋭の経済学者が教えるこれからの情報整理術。病院選びからM&Aまで、正しい情報を選択し、最良の意思決定をする方法とは?2008年に私たちが消費した情報量は1960年代の3倍。それが、2020年には現在の44倍になる見通し。
あふれる情報の海の中で、いかに正しい決断を下すべきか?
英国の、気鋭の経済学者が、エビデンスをもとに書き下ろした話題作!

○社名で株価は変わるか?
○イケているのは企画? それともパワポのテンプレート?
○ねつ造する科学者、誤診をする医者、予測は不測のエコノミスト
○「ヨーグルトは体にいい?」――研究結果に流れ込むスポンサー企業の資金
○3・11――日本政府という「あいまいな情報源」
○「やらせレビュー」は一大ビジネス
○中国政府に雇われたボット集団
○ハリウッドとホワイトハウスの「遮断テクニック」
○インドの高校生の脳も数学を嫌う?

目次
Chapter1 この決断が人生を変える
  Step1 めまぐるしく変化する世界とどう取り組むか?
Chapter2 目を見開いて世界を見る
  Step2 正しい情報を見落としていないか?
  Step3 言葉の力にあやつられていないか?
Chapter3 “真実の管理人”になる
  Step4 専門家に服従していないか?
  Step5 素人専門家を見逃していないか?
  Step6 誰もが“市民ジャーナリスト”になり得るのか?
  Step7 成りすましとやらせを選別する
Chapter4 サバイバルスキルを磨く
  Step8 数学から逃げていないか?
  Step9 “自分という受信機”をチェックしているか?
Chapter5 いまこそ変革を起こす
  Step10 “みんなの判断”に同調していないか?

CHAPTER1選択と決断が人生を変える
 STEP1 めまぐるしく変化する世界にどう取り組むか?
CHAPTER2目を見開いて世界を見る
 STEP2 正しい情報を見落としていないか?
 STEP3 言葉の力にあやつられていないか?
CHAPTER3 真実の管理人になる
 STEP4 専門家に服従していないか?
 STEP5 素人専門家を見逃していないか?
CHAPTER4デジタル情報の海で溺れない
 STEP6 誰でも市民ジャーナリストになり得るのか?
 STEP7なりすましとやらせを選別する
CHAPTER5情報を選ぶ技術を磨く
 STEP8 数学から逃げていないか?
 STEP9 “自分という受信機”をチェックしているか?
CHAPTER6いまこそ変革を起こす
 STEP10 “みんなの判断”に同調していないか?


ノリーナ・ハーツ[ノリーナ ハーツ]
著・文・その他

中西 真雄美[ナカニシ マユミ]
翻訳

内容説明

情報の海の中で、誰を信じる?何が本当?イギリス気鋭の経済学者が豊富なエビデンスをもとに語る話題作!

目次

1 選択と決断が人生を変える
2 目を見開いて世界を見る
3 真実の管理人になる
4 デジタル情報の海に溺れない
5 情報を選ぶ技術を磨く
6 いまこそ変革を起こす

著者等紹介

ハーツ,ノリーナ[ハーツ,ノリーナ] [Hertz,Noreena]
ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ教授。ケンブリッジ大学国際ビジネス経営センターのアソシエイト・ディレクター。オランダのドイゼンベルグ・スクール・オブ・ファイナンス教授。ケンブリッジ大学のユニバーシティ・カレッジで哲学と経済学を修め、1991年にアメリカのペンシルバニア大学ウォートン校にてMBAを取得。その後、ロシアのサンクトペテルブルクで同国初の証券取引所設立に携わり、当時のエリツィン大統領の市場経済アドバイザーも務める

中西真雄美[ナカニシマユミ]
翻訳家。大阪外国語大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いずむ

12
歴史上最も情報選択の自由がありながら、最もそれに支配された現代。それは、「発信者が流したい情報だけ、受信者が見つけたい情報だけが見つかり易い時代」というコトだと思う。情報とは、視点だ。そう置換するコトで、ボクらが何事につけ、評価や焦点の拠り所を他人に委ね、また「正しい」と信じるコトがいかに不合理か、分かる気がする。個人ブログ数世界一の”情報”大国日本。では、受発信する情報の”選択者”として、それをどれだけ認識しているだろうか。捨てるコトや選ぶコトは、見ないコトでなく、ましてや知らずにいるコトではないのだ。2014/08/02

ネクロス

10
書いてあること自体はほかの同目的の本と変わらない。いかに情報を捨てていくか、という点は参考になる。2016/06/20

かやは

9
情報を選択するときは「感じるな、考えろ」の精神でいくこと。強い言葉や曖昧な言葉に惑わされず、情報そのものが何を伝えてきているのかをしっかり見極める。判断する時間を長く保つこと。そのための時間を作り出す努力をすること。映画や小説で事実を知った気になってはいけないのは、それらは過分に演出されているからだ。そのような創作物ではなくても、情報は発信者の利益になるようなんらかのバイアスがかかっているものが多くあることを忘れてはならない。2017/07/02

nizimasu

8
結構分厚い本なんだけど、言っていることは至ってシンプル。専門家の言うことを真に受けすぎず、現場主義にせよ。その現場主義にも限界があるとか、数字の根拠の背景にあるものは何か。面白いところではパワーポイントでプレゼンされると信じ込んでしまうというのもある。この辺りの話のエピソードは面白いのでぜひ本書で確認するといいだろう2014/12/14

きむロワイヤル

6
あふれる情報の中から、どうやって情報を選び、判断していくかは大きな課題である。この本はこの大きな問題について一定の解を与えてくれる。情報をうのみにしない、複数のソースに当たる、心地よい場所に安住しない、権威を疑う、そして最後に決断している自分を疑う。一次欲求は満たされているか?、誰かの意見に流されていないか、感情的になっていないか?をチェックする。以上を行って初めてよしとする。しかし、こんなん全部やってたら疲れちゃうから、重要な案件だけにしたい。ほんとに。2015/07/07

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