出版社内容情報
昭和の世相をつづる新作落語選。新作落語三羽烏(昇太、白鳥、彦いち)を含め9名、13席収録。林家木久扇師匠のイラスト付き推薦帯
第一部 戦後復興期の貧しい昭和の暖かい風景
三遊亭円歌「給料日」、林家木久扇「片岡知恵蔵伝」、三遊亭円丈「グリコ少年」、春風亭柳昇「結婚式風景」「日照権」、柳家つばめ「佐藤栄作の正体」。
第二部 高度成長期を経て裕福になった余裕の生活が巻き起こすエピソード。
三遊亭歌之助「お父さんのハンディ」、春風亭昇太「人生が二度あれば」「力士の春」、林家彦いち「熱血怪談倶楽部」「何があったんだ」、三遊亭白鳥「恋するヘビ女」「マキシム・ド・のん兵衛」。
新作落語三羽烏(昇太、白鳥、彦いち)を含め9名の噺家による13席の新作落語を収録。貧しくても暖かい昭和30年代から、50年代までの昭和の世相を落語で楽しむ、新作落語選。
内容説明
新作落語には、その時代を映し出している作品がいっぱいあります。その時代がよみがえってくる話がたくさんあります。貧しいけれど、人と人が助け合ったり、けんかしたり、必死で生きていたあの時代。親子も、夫婦も、サラリーマンも、それぞれが人と関わり合って生きていたあの時代。夕日が似合う落語。昭和の匂いがいっぱいの三丁目の落語を集めてみました。読んでおもしろい13本の新作落語。
目次
「月給日」三代目三遊亭圓歌
「昭和芸能史/片岡千恵蔵伝」林家木久扇
「グリコ少年」三遊亭円丈
「日照権」五代目春風亭柳昇
「結婚式風景」五代目春風亭柳昇
「佐藤栄作の正体」五代目柳家つばめ
「お父さんのハンディ」三遊亭歌之介
「人生が二度あれば」春風亭昇太
「力士の春」春風亭昇太
「マキシム・ド・のん兵衛」三遊亭白鳥
「恋するへび女」三遊亭白鳥
「熱血怪談部」林家彦いち
「何があったんだ」林家彦いち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
二分五厘
gtn
鑑真@本の虫
気樂屋