出版社内容情報
山藤宗匠率いる雑俳句会「駄句駄句会」の奇才・珍才たち。選りすぐりの名駄句に、突っ込み・やっかみ・こき下ろしを満載した傑作選!
山藤章二宗匠率いる雑俳句会「駄句駄句会」の奇才・珍才たち。選りすぐった駄句また駄句に、お互いの辛口・甘口・大脱線批評を満載した傑作選!「名句秀句の本がいっぱい出てるけど、駄句ばかりを集めた本、てぇのがない。俳句本の棚に置いとけば、世の中にはボンヤリしたやつや変わり者、万引き少年なんかがいるから持ってゆくかもしれない」なんてぇ話から、この本は誕生したとか。
【著者紹介】
1937年東京都生まれ。絵師。似顔絵や社会批評など幅広い分野で多年にわたり活躍中。1970年第1回講談社出版文化賞さしえ賞、1971年第17回文藝春秋漫画賞、1983年第31回菊池寛賞など受賞多数。
内容説明
山藤章二宗匠率いる雑俳句会「駄句駄句会」の奇才・珍才たち。選りすぐった駄句また駄句に、お互いの辛口・甘口・大脱線批評を満載した傑作選。日本でははじめてのC級句集。全113句、ツッコミ大合評会。
著者等紹介
山藤章二[ヤマフジショウジ]
イラストレーター・エッセイスト。立川流名誉顧問・紫綬褒章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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職商人
6
「句」も良いけれど「合評」の方が面白い気がするのは臨場感があるからかな・・・。しゃれっ気のある「知的」レベルの高い方々なので、楽しめます。2013/06/08
そうたそ
4
★★★☆☆ 図書館の新刊本コーナーに置いてあったので何の気なしに借りてみた。山藤章二さんの絵が好き、というただそれだけで。山藤章二さんをはじめとする著名な方々で結成された駄句駄句会の「駄句」とそれに対する批評をワンセットとして、それが113個。その繰り返しで成り立つ本書だが、俳句を嗜むというか俳句を心の底から楽しんでいたのが非常に微笑ましかった。俳句って何となく敷居が高い感じがするけど、駄句駄句会に交じって俳句を読むならば、肩の力を抜いて俳句を楽しめそう。たまに名作があったりして面白い。2013/05/20
黒猫トム
2
オトナが真剣にふざけてるのって憧れます。斯く在れかしよな〜。 声を立てて笑った句もあったし評の掛け合いや天丼で噴いたのもあり。 持つべきものは、てのも思い出します。2023/03/05
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- 和書
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