団塊ジュニアのカリスマに「ジャンプ」で好きな漫画を聞きに行ってみた

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団塊ジュニアのカリスマに「ジャンプ」で好きな漫画を聞きに行ってみた

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062180870
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0095

内容説明

40歳でも漫画の話をしよう。人生を濃厚に生きる同世代の「支え」を同世代の取材者が尋ね倒す。

目次

1 新井史朗
2 高島宏平
3 川邊健太郎
4 鳥越淳司
5 清水康之
6 山本太郎
7 朝比奈一郎
8 稲見昌彦
Bonus Track カラスヤサトシ

著者等紹介

岩崎大輔[イワサキダイスケ]
1973年、静岡県三島市生まれ。講談社「フライデー」記者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

出版社内容情報

成功の秘訣は訊かない。「ジャンプ」で何を読んでたかを訊く。同世代トップランナーに同世代ならではの切り口で挑むノンフィクション

後続世代も激賞、同世代が同世代に挑むオンリーワン・ノンフィクション!

『ハイスクール!奇面組』を読んで育ち、『のだめカンタービレ』に励まされて小説家になりました。
漫画を読んで成長したのは同じでも、団塊ジュニアの方達のような強さが私にはありません。
日曜日は休みます!!
畑野智美(小説家、1979年生まれ)

戦争ではなくて漫画。それが団塊ジュニアの共通体験。
もはや、漫画さえも共通体験にならない僕から見ると、うらやましい。
古市憲寿(社会学者、1985年生まれ)

1971年~1974年生まれ、人数だけは多いがバブルの波にも乗れず、不況を体現しているような団塊ジュニア世代。

彼らは社会構造の変化、世界の流れ、政治、経済の流れに濁流のように飲み込まれてきた。
だが、本書で扱う人たちは時に流れに立ち向かい、時に受け流し、時に溺れ、それぞれの道に足跡を残してきた。

一方、1973年生まれの筆者は辛いとき、あるいは決断を迫られたとき何を支えにしていたか。筆者および周辺で、圧倒的に出てくるのが「ジャンプ」の漫画であった。
世代共通のバックボーンとして、80年代に部数を300万部から500万部に伸ばし、まさにこの世代のバイブルとなった「少年ジャンプ」があることは間違いない。

ならば、元気な団塊ジュニアの成功の裏に実は「ジャンプ」の影響があるのかもしれない。
あの決断の背景にあの主人公の言葉があったのかもしれない。

40年も生きれば、成功もあれば失敗もある。
そのうえで「いま」をどう生き抜こうとしているのか。
その個人がどう生きてきたのか。本書はそこに着目する。

厳しい雇用状況で皆が安定志向に突き進むなか、あえて違う道、厳しい道を選んだ人を醸造したサブカルやデバイスは何か。
驚くほど率直に答えてくれた彼らを通して「生きる姿勢」を伝えていきたい。

子どもの時分に読んでいた漫画のように明るい未来は描けないかもしれない。
それでも明日を前向きに生きて行こう、と感じられることは伝えたい。

Introduction もう四〇歳、だけど思い出す漫画の名場面

Track 1 新井史朗
「逆境でも折れない心、その心こそ協栄ジムの伝統です。
『ジョジョ』のように受け継がれてきた。
協栄ジムは日本一のジムだと思う」

Track 2 高島宏平
「気分が落ちたときは『スラムダンク』の一三巻を読んで自分を元気づける。
流川楓が覚醒する『UNSTOPPABLE』を読んで気合いを入れます」

Track 3 川邊健太郎
「生き方の手本は『雲のジュウザ』です。
判断に迷ったら、ジュウザがこんなことするか? と自らに問いかける」

Track 4 鳥越淳司
「ザクとうふには私の夢がすべてつまっている。
豆腐ですが、『丁』ではなく『機』でカウントしています」

Track 5 清水康之
「岬太郎のような漂泊の人生って格好いい。
安定のためにNHKを辞める道を選択しないのは、過去の自分に申し訳ないと思った」

Track 6 山本太郎
「山本太郎にがっかりした、と言われても、僕はただの一市民。ケンシロウじゃない。
自分に期待して、自分が世界を変える人になって欲しい」

Track 7 朝比奈一郎
「負けるとわかっても捨て身で立ち向かう。
バッファローマンに立ち向かったウォーズマンのように」

Track 8 稲見昌彦
「いくつになっても面白いと思えることを見つけること。
『ジョジョ』も『こち亀』もずっと楽しそうに描いている。
継続しながら、アップ・ツー・デートもする。この姿勢は学ばねばならない」

Bonus Track カラスヤサトシ
「今のご老人が共通体験として太平洋戦争について語るように、
僕らが老人になっても『ワシ、アトランティスが好きやわ』とか言っていますね」

Afterword まだモテたい、そして道なき道をゆく

【著者紹介】
一九七三年、静岡県三島市生まれ。講談社「フライデー」記者。
単著に『ダークサイド・オブ・小泉純一郎 「異形の宰相」の蹉跌』(洋泉社)、
『激闘 リングの覇者を目指して』(ソフトバンククリエイティブ)がある。
ジャンプ漫画で好きなキャラは『ドラゴンボール』のベジータ。自信に満ちあふれるも、噛ませ犬役が板についてきたセル編以降がお気に入り。魔神ブウを倒すために自身を犠牲にすることを決意し、「トランクス、ブルマを、ママを大切にしろよ」と一度も抱いたことのない息子を抱き寄せる姿は涙を誘うが、ブウはすぐに復活する。
ドラゴンボール史上で「最も素敵な犬死に」である。
また「ここから先は一歩も通さん」「ここはオレにまかせておまえたちは先に行け」など見得を切るも、数コマ後には血まみれになって倒れている男塾三号生の面々を愛して止まない。