出版社内容情報
高齢化する日本を脅かすロコモティブシンドロームの予防は早い者勝ち。ロコモ提唱の筆者が寝たきりにならない方法を総合的に伝授する
ロコモティブシンドローム=運動機器症候群 加齢とともに、骨、筋肉、関節の機能が低下し、痛みをともなう障害が重なり、足を引きずるような歩き方になり、やがては歩行困難、寝たきりになる、というもの。4700万人が予備軍といわれています。
今はあまり耳慣れませんが、日本整形外科学会が提案し、国策として認知を得、その認知度向上が、健康日本21の目標のひとつとしてとりあげられました。
提唱者である 監修の中村耕三前日本整形医学会理事長は、予防のターゲットは
40代、50代の女性であるといいます。寿命も長く、筋肉量の少ない女性、しかも
親の介護に今、現在直面しつつある女性こそ切実で、予防の必要を感じて実践す
べきなのです。
ロコチェック、ロコモ度テストなどでチェックして、将来の膝、腰の痛みや、骨粗しょう症を防ぎ、ロコトレなど健康寿命を延ばすための実践法、そして親がロコモになったときの対処法も教えます。
始めに すべての人がロコモになります!
第一章 脱ロコモティブシンドローム
第二章
内容説明
寝たきりは40歳から始まります!腰・膝が痛い。歩くのが遅くなった。すぐ息切れする。もしかしてロコモ?危険です!健康寿命を延ばす方法教えます。ロコモ対策第一人者が徹底レクチャー。
目次
すべての人がロコモになります!
第1章 筋肉、骨、関節の状態をチェックする
第2章 ロコモになりやすい人、なりにくい人
第3章 運動器の寿命を延ばす 今日から始める実践!ロコトレ
第4章 40代から対処が必須!ロコモ予防の食事法
第5章 支えることの大変さ 親がロコモになったとき
ロコモに関する病気の知識
著者等紹介
中村耕三[ナカムラコウゾウ]
国立障害者リハビリテーションセンター総長。1973年東大医学部卒。85年同大病院分院整形外科講師、87年英国シェフィールド大整形外科Visiting Lecturer、88年自治医大助教授、93年東大助教授を経て、98年同教授、99年より同大学院教授職。2001‐06年同大病院副院長。07年より日本整形外科学会理事長。11年に同大退官。11年度日本医師会医学賞受賞。現在、国立障害者リハビリテーションセンター自立支援局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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