Ｓｔｅｖｅ Ｊｏｂｓ Ｓｐｅｃｉａｌ―ジョブズと１１人の証言

ＮＨＫスペシャル取材班【著】

講談社（2012/09発売）

• サイズ B6判／ページ数 251p／高さ 20cm
• 商品コード 9784062179775
• NDC分類 335.253
• Cコード C0095

出版社内容情報

２０１１年末にＮＨＫで放映され、大反響を呼んだＮスペ「ジョブズ特集」の書籍化。１０月５日の１周忌に合わせて緊急出版！2011年12月に放送され、大反響を呼んだNHKスペシャル『世界を変えた男　スティーブ・ジョブズ』。同局のスタッフの努力により、ジョブズの素顔を知る人々の貴重なインタビューが多数収録されたものの、放送時間枠の都合上、番組では伝えきれなかった貴重な証言の数々を、活字としてできるだけ詳細に再構成し、書籍化したのが本書です。
証言者（予定）はスティーブ・ウォズニアック氏、ダニエル・コトケ氏、ビル・フェルナンデス氏、リッチ・ペイジ氏、ラリー・テスラー氏、ジョン・スカリー氏、福田尚久氏、
前刀禎明氏、ダグ・キットラウス氏、ウォルター・アイザックソン氏。
そのほか、2001年に「クローズアップ現代」にて行われたスティーブ・ジョブズ氏のインタビュー、同じく、ジョブズ氏の逝去直後に同じく「クローズアップ現代」にて収録された孫正義氏の貴重なインタビューもあわせて収録。

はじめに“革命”こそが夢だった

Steve Jobs
スティーブ・ジョブズ
アップルは技術と人間性との交差点でありたい

Steve Wozniak
スティーブ・ウォズニアック
僕らは「革命」を起こす一員になりたいと願っていた

Daniel Kottke
ダニエル・コトケ
トップであり続けるために、一生闘い続けた男

Bill Fernandez
ビル・フェルナンデス
友人として始まり友人として終わった

Larry Tesler
ラリー・テスラー
スティーブ・ジョブズはこの世に１人しかいなかった

Rich Page
リッチ・ペイジ
才能を次々と引き寄せる“磁石”のような存在

コラム　人間くさくて、不器用な天才

John Sculley
ジョン・スカリー
その生涯は「世界を変えること」に捧げられた

Fukuda Naohisa
福田尚久
スティーブのスピリットは生き続ける

Sakitou Yoshiaki
前刀禎明
彼が本当に作りたかったのは人々の「笑顔」や「夢」

Dag Kittlaus
ダグ・キットラウス
死後数年分のアイデアを用意していたと思う

Walter Isaacson
ウォルター・アイザックソン
最大の強みは、あらゆる要素を「結集する力」

Son Masayoshi
孫正義
「狂おしいほどに」自分の作品を愛した人

おわりに


ＮＨＫスペシャル取材班［エヌエイチケイスペシャル シュザイハン］
著・文・その他

内容説明

大反響を呼んだ「ＮＨＫスペシャル」「クローズアップ現代」から、スティーブ・ジョブズ本人と彼の志を受け継いだ１１人のインタビューを収録。

目次

スティーブ・ジョブス―アップルは技術と人間性との交差点でありたい
スティーブ・ウォズニアック―僕らは「革命」を起こす一員になりたいと願っていた
ダニエル・コトケ―トップであり続けるために、一生闘い続けた男
ビル・フェルナンデス―友人として始まり友人として終わった
ラリー・テスラー―スティーブ・ジョブズはこの世に一人しかいなかった
リッチ・ペイジ―才能を次々と引き寄せる“磁石”のような存在
ジョン・スカリー―その生涯は「世界を変えること」に捧げられた
福田尚久―スティーブのスピリットは生き続ける
前刀禎明―彼が本当に作りたかったのは人々の「笑顔」や「夢」
ダグ・キットラウス―死後数年分のアイデアを用意していたと思う
ウォルター・アイザックソン―最大の強みは、あらゆる要素を「結集する力」
孫正義―「狂おしいほどに」自分の作品を愛した人

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[はるき]

NHKの特番を書籍化したもの。さすがに硬派な作りでした。自伝は友人知人の忌憚のない意見が大事だけど、よく集めたなぁと思えるラインナップでした。アメリカらしく、同じ釜を食った仲間でも次々に新しい道を求めて転職する。それが当たり前だという文化が私のなかにまだ無いから、そこがまず面白い。アップル社のユーザーではありませんが、世界を変えた一人だということは分かります。変にセンシスティブにならない絶妙な距離感で初心者向きだと思います。

2017/01/10

[ケニオミ]

ジョブズに近しい１１人のうち、公式伝記を著したアイザックソン氏のインタビューの中で、次の言葉がジョブズのものとして記されています。「私達は皆、歴史の流れの中で生きている。私達は先人から恩恵を受けている。先に生まれた人々が発明したものを使い、食べ物や洋服があるのも彼らのおかげだ。同じように、私達は歴史に”何か”を残さなくてはいけない。私達が作ったもののおかげで、後年の人々が恩恵を受けるようなものをね。」この考えに基づき厳しく自分を律し、周りを巻き込み、行動した結果が、アップル社の一連の製品だったのですね。

2012/11/17

[harhy]

「最高のものを提供したい」「絶対に妥協しない」という強い思いでイノベーションを推し進めたジョブズ。死後少し間を置いて読んでみて、改めて存在意義を考えさせられた感じがする。がんばらないとね。

2013/08/12

[おじじ]

ジョブズについてよく分かった。周りにどうしたい、どうなりたいって感じさせるジョブズのように信念持ちたい。

2017/04/09

[キミタン]

今までのジョブズ伝と違って１１人のジョブズ評が面白い。さすがＮＨＫだなぁ、と思いつつもジョブズに寄り添う想いばかりなので物事の半分だけだと思いながら読んだ。 ジョブズは確かに天才の悪ガキで、間違うことも多々あったんだと思う。

2015/05/08