ジャズ・ダンディズム―野口久光 ジャズの黄金時代

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062179485
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0073

出版社内容情報

日本のジャズ発展に多大な貢献をした故野口久光のジャズ評論や、魅力溢れるレコードジャケット、ジャズプレイヤーのスケッチの世界

本企画は、日本のジャズ発展に多大な貢献をした野口久光の「ジャズ」をテーマにした書籍とします。50年代を中心に著者が映画雑誌などに寄稿した評論や来日したジャズ・ジャイアントたちを取材した記録や写真などに加え著者ならではの魅力溢れるレコードジャッケットやパンフレットなど約200点に及ぶ著者のグラッフィックアートの数々を貴重な原稿と織り交ぜて展開します。現在著者の展覧会が全国で展開されその足跡と作品が若者の間でも静かなブームとなっています。

プロローグ 野口久光とジャズ渡辺貞夫
第1章   野口久光ジャズグラフィックス
第2章   ジャズ評論
第3章   来日したジャズジャイアント・インタビューの記録
第5章   野口久光アートの魅力 根元隆一郎
第6章   野口久光ジャズ黄金時代 菅原正二
巻末    日本のジャズ年譜と野口久光の足跡

【著者紹介】
1909年栃木県宇都宮市生まれ。1933年 東京美術学校(現・東京芸術大学)工芸部図案化卒。卒業制作作品7点が美校買い上げとなり注目される。後、東和商事合資会社映画部・図案部に入社、多くの映画ポスター制作を担当する。1970年に東和株式会社を退社後も、フリーとして映画ポスターを手がけ、同時に音楽評論(特にジャズ)、映画評論にも健筆をふるい。ジャズ及びミュージカル評論の第一人者として活躍。1994年死去する。

内容説明

グラフィックデザイナーとしていま注目を集めている野口久光が戦前戦後にかけて描いたレコードジャケットや本の装丁、デッサンなど珠玉のジャズ・グラフィックと比類なきジャズ評論。また野口が撮影した往年のジャズジャイアントたちの未公開写真も初公開。

目次

「野口先生の想い出」(菅原正二・ジャズ喫茶「ベイシー」店主)
第1章 ジャズ評論(一九三九)
第2章 映画とジャズ
第3章 野口久光とジャズジャイアント
第4章 デザイン・イン・ジャズ
第5章 野口久光の魅力

著者等紹介

野口久光[ノグチヒサミツ]
1909年栃木県宇都宮市生まれ。東京美術学校(現・東京藝大)卒業後、東和商事(現・東宝東和)に入社、ヨーロッパ映画の宣伝に従事し、戦前戦後に掛けて1000枚以上の芸術的な映画ポスターを手掛ける。その作品群は高い評価を受け、パリの映画博物館シネマテーク・フランセーズにも永久保存されている。また戦前から映画、ジャズ、ミュージカルの評論家として活躍。ジャズコンサートの企画や監修にも関わり、内外のジャズメンとも深い親交を結ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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