出版社内容情報
『ヘヴン』『すべて真夜中の恋人たち』と一作ごとに新境地を開拓する川上未映子の多彩にきらめく魅力が一冊に。待望の最新小説集!
『ヘヴン』『すべて真夜中の恋人たち』と一作ごとに新境地を開拓する川上未映子の多彩にきらめく魅力が一冊になった初・短編小説集!
・「アイスクリーム熱」 いつも同じアイスクリームを買いに来る彼に想いを募らせるわたしは・・・
・「愛の夢とか」 ピアノの音に誘われて始まった、わたしと隣家の主婦との不思議な交流の行方は・・・
・「日曜日はどこへ」 14年前に恋人と交わした約束の場所へ、ひとり出向いたわたしは・・・
・「お花畑自身」 わたしが丹精して育てた愛しい花畑の庭が、あの女のものになるなんて・・・
・「十三月怪談」 愛し合う夫婦の妻が病死した後、魂がみつめる夫の「その後」の風景・・・
ほか、女と男、女と女の関係の出会いと別れ、日常の裂け目を鮮やかに描き、こころ揺さぶる万華鏡のような7ストーリーズ。
【著者紹介】
川上未映子(かわかみ・みえこ)
1976年8月29日、大阪府生まれ。2007年、デビュー小説「わたくし率イン 歯ー、または世界」が第137回芥川賞候補に。同年第一回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』(文藝春秋)で第一三八回芥川龍之介賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわさされるわそらええわ』(青土社)で第一四回中原中也賞受賞。2010年、長篇小説『ヘヴン』(講談社)が紫式部文学賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。 2013年、詩集『水瓶』で高見順賞を受賞。他の著書に『すべて真夜中の恋人たち』など。
内容説明
あのとき、ふたりが世界のすべてになった。なにげない日常がゆらいで光を放つ瞬間をとらえた、心ゆさぶる7ストーリーズ。
著者等紹介
川上未映子[カワカミミエコ]
1976年8月29日、大阪府生まれ。2007年、デビュー小説『わたくし率イン歯ー、または世界』が第一三七回芥川賞候補に。同年第一回早稲田大学坪内逍遙大賞奨励賞受賞。2008年、『乳と卵』で第一三八回芥川賞を受賞。2009年、詩集『先端で、さすわさされるわそらええわ』で第一四回中原中也賞受賞。2010年、『ヘヴン』で平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、第二〇回紫式部文学賞受賞。2013年、詩集『水瓶』で第四三回高見順賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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青乃108号
hiro
風眠
あつひめ
❁かな❁