出版社内容情報
ジュール・ベルヌの名作「十五少年漂流記」と「海底2万マイル」を一冊で読めるのは、本書だけ。世界の名作が読みやすい新訳で登場!
朝の10分間読書にぴったりの大人気企画「齋藤孝のイッキによめる! 名作選」シリーズの最新刊は、誰もが心を躍らせる、ジュール・ベルヌの冒険文学。本書では、そのなかでも人気の高い、「十五少年漂流記」と「海底2万マイル」を、読みやすく翻訳しなおし、1冊にまとめました。これらの名作2作を1冊で読めるのは、本書だけの特長です。
「十五少年漂流記」
荒れくるう南太平洋で、木の葉のように嵐にほんろうされる帆船、スラウギ号。乗船者は、なんと15人の少年達だけ。無人島に漂着した少年達は、力をあわせ、無人島で生き抜いていく……。
「海底2万マイル」
1866年、世界の海に巨大な怪物があらわれて船の事故が続出。原因調査にむかったフランスのアロンナクス教授たちは、謎の人物ネモ艦長の潜水艦ノーチラス号にとらわれて深海へ。海底火山の噴火、サメの襲撃、大ダコとの死闘……。神秘の海底世界の大冒険!
【著者紹介】
明治大学教授。教育学が専門ですが、「声に出して読みたい日本語」で音読ブームを作り、「にほんごであそぼ」の監修で、そのブームを子どもたちにまで広げました。また、専門が教育学ということもあり、数年前から熱心に読書推進運動にも取り組んでいます。
「声に出して読みたい日本語」「理想の国語教科書」など著書多数。
「世界一受けたい授業」「トクダネ!」などTV出演も多数あります。
内容説明
大嵐にまきこまれて漂流したスラウギ号に乗っていたのは、15人の少年たちだけだった。南海の孤島を舞台にした、少年たちの勇気と友情の物語(『十五少年漂流記』)。世界の海に巨大な怪物があらわれた!調査にむかったアロンナクス教授たちは、謎の潜水艦ノーチラス号にとらえられて…!?(『海底2万マイル』)。
著者等紹介
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション論。『宮沢賢治という身体』(世織書房)で’98年宮沢賢治賞奨励賞、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス)で新潮学芸賞、『声に出して読みたい日本語』(草思社)で毎日出版文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。