赤瀬川原平が読み解く全作品 フェルメールの眼 (新装版)

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  • サイズ B5判/ページ数 111p/高さ 18X18cm
  • 商品コード 9784062177245
  • NDC分類 723.359
  • Cコード C0071

出版社内容情報

「フェルメールはカメラが出来る前の“写真家”である。」
永遠の新鮮さの謎

ヨハネス・フェルメール[ヨハネス フェルメール]
著・文・その他

赤瀬川 原平[アカセガワ ゲンペイ]
著・文・その他

目次

赤い帽子の娘
恋文
兵士と笑う娘
婦人と召使い
ぶどう酒のグラス
ワイングラスを持つ娘(婦人と二人の紳士)
中断されたレッスン
手紙を書く婦人と召使い
手紙を書く婦人
真珠の耳飾りの少女(ターバンの娘)〔ほか〕

著者等紹介

フェルメール,ヨハネス[フェルメール,ヨハネス]
1632‐75。オランダのデルフトに生まれ、43歳で同地に没す。21歳で結婚し画家組合に加入。30歳で理事となる(最年少での就任)。死後の遺産目録などの他は経歴不詳。19世紀半ばにフランスの美術批評家によって発掘され、ゴッホやプルースト、ダリなどに絶賛され、一般に知られるようになった。レンブラントを筆頭とする17世紀オランダ絵画を代表する画家として位置づけられている

赤瀬川原平[アカセガワゲンペイ]
1937年、横浜生まれ。本名、赤瀬川克彦。画家、作家、路上観察家、エッセイスト、写真家など多彩な顔をもつ。武蔵野美術学校中退後、グループ「ネオ・ダダ」を結成、読売アンデパンダン展などで活躍。63年、千円札模型作品を発表し、後に裁判となる。高松次郎、中西夏之氏とハイレッド・センターを結成。79年、尾辻克彦の筆名で発表した『肌ざわり』が中央公論新人賞。81年には『父が消えた』で芥川賞、83年には『雪野』で野間文芸新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

67
図書館で見つけて。えー!赤瀬川原平が、フェルメール全作品を解説してるんだと、手に取った。画家で作家で中古カメラ愛好家でもある赤瀬川さんらしい視点と文章で作品を見つめていく。カメラ以前にレンズ効果を取り入れているとか、描かれた人物たちの視線が交差しているとか。絵にドラマ性を見つけたりする。赤瀬川さんの文は、やっぱ好きだなぁ。2023/05/29

mai

21
フェルメール大好きです♪もう一回読もう。2013/11/13

キムチ

19
どれだけ読んだか・・フェルメールの本。赤瀬川氏の解説と云う事で読む。期待を裏切らず、「老人力」の文の面白さは健在。氏は「デルフトの風景」で作品群にはまって行ったとあるが、私は一般的に「真珠の・・」 そのうち作品群を知り、複製画を買い、部屋にずらっと並べ・・ 氏の解説の内容の美味しいところは「おやっと云う文章が作家のそれであり架空の会話が空想のたまものよろしく綴られている」・・そこが面白い。2013/07/10

ロア

15
『もっと知りたいフェルメール 改訂版 』2017年7月にアート・ビギナーズ・コレクションより発売。非常に濃い内容で読み応えあり!な方を読んだ直後に、こちらを手に取ってしまったのもいけなかったよね…(;´Д`)各作品ごとに赤瀬川さんが自分の感じたままの感想とおぼろげな情報を、さらりと綴っただけ…のように感じてしまいました。赤瀬川さんの文体も、やっぱり苦手だなぁ。ニャーンズ・コレクションで1度懲りてるんだけど、著者を確認せずに借りてきてしまったので(´∀`;)2017/11/26

ゆまたろ

11
大好きなフェルメールを『新解さんの謎』で大好きになった赤瀬川さんがどう書くのか楽しみで読みました。確かに遠目で見ると写真のような絵が、近くで見ると‥。そう思って改めて見ると今までと違うフェルメールが見えてきました。面白かったです。2015/10/19

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