出版社内容情報
「天山の巫女ソニン」にサブキャラクターとして登場した別国の王女イェラを主人公に描くシリーズ別巻。物語がより立体的に味わえますソニンとの出会いと友情はまだ少し先のこと――。
父母である王と王妃から愛されずに育った北国の王女イェラの物語。
ソニンが天山の巫女として成長したのは美しい四季に恵まれた沙維(サイ)の国。イェラが王女として成長したのはその北に草原と森林が広がる寒さ厳しい巨山(コザン)の国。孤高の王女イェラが、春風のようなソニンと出会うまで、どのように生きてきたのかを紹介する、本編「天山の巫女ソニン」のサイドストーリー!
「これは、すごいぞ……」占い師の様子に、乳母はあらためて赤ん坊の顔を見ながら聞きました。「何がすごいんだい?」「こんな強い運を持つ子は初めて見た」「強い運? そりゃ、いい運ってことなんだろうね」「まあ、そうとも言えるが……幸運と強運は違うもんだよ」――<本文より>
菅野 雪虫[スガノ ユキムシ]
著・文・その他
内容説明
ソニンが天山の巫女として成長したのは美しい四季に恵まれた沙維の国。イェラが王女として成長したのはその北に草原と森林が広がる寒さ厳しい巨山の国。孤高の王女イェラが、春風のようなソニンと出会うまで、どのように生きてきたのかを紹介する、本編「天山の巫女ソニン」のサイドストーリー。
著者等紹介
菅野雪虫[スガノユキムシ]
1969年福島県浜通り生まれ。2002年「橋の上の少年」で第36回北日本文学賞受賞。2005年「ソニンと燕になった王子」で第46回講談社児童文学新人賞を受賞し、改題加筆した『天山の巫女ソニン(1)黄金の燕』でデビュー。同作品で第40回児童文学者協会新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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