出版社内容情報
我々は今後、人間のもつ内なる力を、どのように見出していくのか。クン族の「ダンス」に、われわれ意識の未来をみる、稀有な記録。
我々は今後、人間のもつ内なる力を、どのように見出していくのか。クン族の「ダンス」に、われわれ意識の未来をみる、稀有な記録。
内容説明
ボツワナのカラハリ砂漠に住むクンの人々とともに生活し、踊り、調査した稀有な記録。「本当の人間」の内なる「沸騰するエネルギー」とは。
目次
出発点
狩猟採集の民、クン
クンの癒し
ヒーリング・ダンス
伝統の癒し手、カイナチャウ
「われらすべてを殺す死」
癒しの教育
癒し手の道
女性の視点
転換期にある癒し手、トマジョー
分かち合いの伝統
強力な癒し手、カウ・ドゥワ
癒しの精華、トゥワ・ナ
こころと霊性の成長
文化変容という難題
カイナチャウとの最後の語らい
「わしらの物語を伝えてくれ」
著者等紹介
カッツ,リチャード[カッツ,リチャード][Katz,Richard]
1937年生まれ。ハーヴァード大学医学部、人類学部で教え、カナダのファーストネイション大学に移る。臨床心理学の博士号をもち、人類学の訓練も受けた研究者
永沢哲[ナガサワテツ]
1957年生まれ。東京大学法学部卒。宗教人類学者。専門は、チベット仏教。人間の意識・神経系の可能性を研究。現在、京都文教大学准教授
田野尻哲郎[タノシリテツロウ]
東京大学大学院総合文化研究科博士課程(科学史・科学哲学)在籍中。日本大学芸術学部、明治薬科大学薬学部卒業。専門は補完・代替・伝統医療の歴史と生命倫理。人間と意識、社会システムの生成変化と保存を進行させる場を研究している
稲葉大輔[イナバダイスケ]
1970年生まれ。慶應義塾大学法学部卒。広告代理店勤務の後、渡米。チベット高僧に師事する。帰国後、翻訳業を営む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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