宇宙って面白いの?

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062175333
  • NDC分類 440
  • Cコード C0044

出版社内容情報

「宇宙」の魅力って何? 「もしドラ」著者が「宇宙を仕事にする人」の取材を重ね、同級生の宇宙飛行士と「宇宙のワクワク」を探す!7月15日から星出彰彦氏、長期宇宙滞在へ!

本書は、中学・高校の同級生である作家と宇宙飛行士の対話を通じて、「宇宙」の魅力を改めて問い直すものです。

作家である岩崎氏は現代日本人の感性を代表して、「私たちにとって、本当に『宇宙』は必要なのか? 多くの日本人の大人は、『はやぶさ』の浪花節的な物語には共鳴しても、本当は宇宙にまったく興味を持っていない。夜空もたまにしか見上げない。現状では、みんな口に出して『宇宙は別にいいよ』みたいには言えない雰囲気になっている」という疑念を表明します。

それに対し、現役宇宙飛行士の星出氏は「なぜ自分が宇宙を志したか」「宇宙をどんなフロンティアとして考えているか」を語ります。そして、チームの一員として「宇宙に携わる仕事の魅力」を示します。

そこで「もしドラ」の著者でもある岩崎氏は、「仕事をするチーム」としてのJAXAの取材に着手。JAXAのトップから裏方、名物職員に「宇宙の魅力」「宇宙をどうマネジメントするのか」尋ねていきます。

JAXAの人々の面白さにけっこう驚いてしまった岩崎氏は、再度星出氏と母校・茗渓学園で対面。4ヵ月半の長期宇宙ステーション滞在を目前にした星出氏と、より突っ込んだ形で「宇宙に人間が行くこと」について語り合い、一般人に伝わる「宇宙に興味を持つこと」の本質を考えていきます。

プロローグ「ぼくは宇宙に興味がない」
●第1部「星出くん、宇宙飛行士ってどうなの?」
――岩崎vs.星出の対話、第1回
・いかにして今の「仕事」についたのか
・宇宙飛行というミッションのマネジメントについて
・宇宙はロマンの対象なのか、仕事の対象なのか
・宇宙にいる、というのはどういう感覚なのか
「ぼくも世間の人も、正直言って宇宙に興味がないんだけど」(岩崎)
「僕は宇宙飛行士だけど、チームの一員なんだ」(星出)
→ならばチームのみんなに聞いてみよう!
●第2部「JAXAさん、宇宙の仕事ってどうなの?」
――岩崎夏海のJAXA取材記録
・トップに「誰がヒエラルキーのトップなのですか?」
・裏方に「宇宙飛行士がうらやましくなりませんか?」
・名物職員に「素人に宇宙の魅力をどう伝えていますか?」
→なるほど、宇宙飛行士との距離が縮まった気がする!
●第3部「岩崎さん、宇宙って面白いでしょ!」
――岩崎vs.星出の対話、第1回
・「地に足をつけていない人間」のワクワク感とは?
・宇宙でビールって飲めるの?
・僕らはどこまで先に行けるの?
エピローグ「面白いってこういうことか」


岩崎 夏海[イワサキ ナツミ]
著・文・その他

星出 彰彦[ホシデ アキヒコ]
著・文・その他

内容説明

まったく宇宙に興味がなかった作家。夢をかなえて旅立つ、同級生の宇宙飛行士。素朴な疑問から取材を重ね、ついには母校に帰って宇宙の「魅力」「生活」「未来」について語り合う。

目次

プロローグ 「ぼくは宇宙に興味がない」
第1部 「星出くん、宇宙飛行士ってどうなの?」
第2部 「JAXAさん、宇宙の仕事ってどうなの?」(山中浩二;岩本裕之;樋口清司)
第3部 「岩崎さん、宇宙って面白いでしょ!」
エピローグ 「面白いってこういうことか」

著者等紹介

岩崎夏海[イワサキナツミ]
作家。1968年生まれ。東京藝術大学美術学部建築科卒業。大学卒業後、作詞家の秋元康に師事。放送作家として「とんねるずのみなさんのおかげです」「ダウンタウンのごっつええ感じ」等のテレビ番組制作に参加。アイドルグループ「AKB48」のプロデュース等にも携わる。その後、ウェブコンテンツ開発会社を経て、現在は作家として(株)吉田正樹事務所に所属

星出彰彦[ホシデアキヒコ]
JAXA宇宙飛行士。JAXA有人宇宙環境利用ミッション本部宇宙飛行士運用技術部所属。1968年生まれ。慶應義塾大学理工学部機械工学科卒業。1999年NASDA(現JAXA)より、ISS(国際宇宙ステーション)に搭乗する日本人宇宙飛行士の候補者として選抜。2001年宇宙飛行士として認定。2008年スペースシャトル「ディスカバリー号」に搭乗し、ISSでの作業に従事。2012年7月15日より、約4ヵ月のISS第32次/第33次長期滞在搭乗(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しーふぉ

15
同級生の2人の対談のはずが星出の話しは面白くないとJAXAの裏方の人とも対談しつつ、最後にもう一回星出さんと対談する内容。正直消化不良気味ではある。2023/12/23

スプリント

9
岩崎さんのシニカルな見方にも負けずに宇宙の魅力を語ってくれる対談者に敬意を評します。2019/05/19

野の花

6
普通は火星か木星に飛ばすところを、日本はお金が無いから小さな探査機しか作れなくて、重力の無い小惑星を目指した。だからこそはやぶさは大冒険出来たのですね。逆転の発想。素晴らしい!2016/08/25

浅井ナガマサ

3
好奇心・冒険心・匠の心 ちょっと弱めの宇宙人が攻めてくれば、地球上での国通しの争いはなくなるきがします。2013/02/02

Kaori

2
宇宙は未知すぎて面白さはちょっと分かりませんが、この未知の世界に挑戦する人たちには魅力を感じました。作家の岩崎夏海さんと星出彰彦宇宙飛行士は同級生同士、私も同じ年の生まれのため、親近感をもって読みました。2013/08/24

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