おしゃべりな細胞たち―再生医療入門 すぐそこの未来を話そう

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062174800
  • NDC分類 491.11
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「再生医療(ティッシュ・エンジニアリング)」とは? 健やかに美しく生きるのに、どう役に立つのか。美と健康を求める人必読の書。

再生医療の未来を担う大和博士が、ファッションモデル・池田カトリーヌ氏(再生医療って何?)、美容ジャーナリスト・齋藤薫氏(魔法のティッシュで美しくなれる?)、新潟大学名誉教授医学博士・下地恒毅氏(医学と臨床の最前線)、アルビオン社長・小林章一氏(ビジネスモデルと事業化への道)、各氏とのテーマ対談を章頭に加え、多くの人々の興味に分かりやすく、丁寧に応える。これ一冊で、「ティッシュ・エンジニアリング=再生医療」の現状と、自分の健康と生活との可能性を感じられます。

内容説明

「魔法のシート」でシワが消え肌は甦る!?再生医療のホントが聞こえる5人との対話集。

目次

第1章 アユミカトリーナ―再生医療って、いったい何なんですか?(大和博士への素朴な質問)
第2章 齋藤薫―もっと美しくなれる「魔法のシート」の使い方
第3章 八代嘉美―科学者が語り合う「生命」の「倫理」と「臨床」
第4章 下地恒毅―再生医療はどこまで人間を幸せにしてくれるのか
第5章 小林章一―再生医療ビジネス事業モデル成立の条件とは

著者等紹介

大和雅之[ヤマトマサユキ]
東京女子医科大学先端生命医科学研究所教授。1964年、東京都生まれ。専門は再生医療、組織工学、幹細胞生物学。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。日本学術振興会博士研究員、日本大学薬学部助手などを経て、1997年東京女子医科大学医用工学研究施設助手。2002年同大学先端生命医科学研究所助教授、准教授を経て、2008年より教授。新しい独創的な手法として細胞シート工学を提唱。多数の臨床家と、細胞シート工学を用いた再生医療の共同研究をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

haru

3
★3/5 難しそうな題材だけど、専門外の方が対談相手なので知識がなくても読める。日本が医療面でどうしても海外に遅れてしまうという話は悲しい。 個人的には細胞を美容に使うのはやりすぎというか気持ち悪い気もするけど、、2012年の本だけどここから再生医療はどれくらい進んでるんだろう。2019/08/18

そらのひつじ

3
再生医療を取り巻く社会的な状況やニーズが中心的に語られる対談集。従来の化学的につくられた薬とは違う、細胞工学による新薬新技術が解説されて、革命的医療の到来を期待させられる。 また大和氏の考えでは、まず再生医療は技術的に容易でリスクも小さい美容整形に活用して、そこでのデータを難病治療に生かすのがよいらしい。うまくデータがフィードバックされるのか、正直疑問も感じるが、そういう方法が有効なケースもありそうだ。全体的に軽快に読めて、再生医療の今とこれからを感じられた。2014/03/23

さきちぃ

1
再生医療で有名な東京女子医科大教授・大和雅之先生の対談集。といっても小難しいことはなく、再生医療のもつ可能性を、美容やSF作品、ビジネスにも絡めて語られていてとても読みやすい。再生医療から派生した、日本の社会的な問題のくだりも勉強になった。日本における、保険制度の矛盾、新薬の認められなさ具合、治験のやりづらさ(それによって諸国に圧倒的な遅れをとり、効く薬が入ってこないことが問題)、研究でもビジネスでも無難に走りがちな国民性。。日本の勢いが減衰している今、こういう方の活躍がまぶしい。2012/04/13

YT

0
再生医療分野を研究されてる筆者と各界5人による対談本。対話形式なため読みやすく、また医学界における再生医療に対する期待度の高さが窺い知れる内容です。2015/11/28

たけぽん

0
読了。なかなか刺激的な対談本でした。2012/08/06

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