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出版社内容情報
こんな痛快な男はもうどこにもいない――「最後の弟子」が描く「最後の役者」勝新の真実「大統領や首相の代わりはできるけど、勝新の代わりは誰ができるんだ?」
「今後はパンツをはかないようにする」
「俺としゃぶしゃぶか? 一つ“シャブ”が多いんじゃないか?」
――みんな勝新が大好きだった――
巨大なベンツで夜ごと銀座に繰り出し、一見怖いけど本当は人懐っこくてやさしい昭和の大スター、1931年11月29日生まれの勝新太郎は、2011年、生誕80年という節目の年を迎えました。また、来年は、いまも日本映画史に燦然と輝く勝新の代表作『座頭市』シリーズの初公開(1962年)から、ちょうど50年になります。
著者は、かつて『週刊ポスト』に連載されていた勝新による人生相談の担当編集者で、晩年の勝新と濃密な時間を過ごした「最後の弟子」です。
「映画よりもおもしろい人生を歩んだ勝新太郎をもっと知ってほしい」
「この生き様こそ、勝新太郎の最大の作品ではないか」
かねてからこんな思いを抱き、勝の最後の「弟子」を自任する著者が、多くの関係者に取材を重ね、新たなエピソードを次々と発掘。豪傑を絵に描いたような人間・勝新太郎の「素顔」に迫ります。
以下、プロローグより一部抜粋
ぼくは勝新太郎の最後の「弟子」だった。ただ、ぼくは役者でも映画関係者でもない。三味線や長唄を教わったわけでもない。いわば、「 」(括弧)つきの弟子だ。
かつて、勝は週刊誌で人生相談を連載しており、ぼくはその担当編集者だった。週一回、二ページの連載にもかかわらず、ほぼ毎日彼のところに通った時期もあった。
いつもこんな風だ。
昼前に彼の自宅で待ち合わせ、昼食に出かける。山王下の日枝神社近くにあった蕎麦屋が多かった。
店に入ると、ビールと一緒にかき揚げや板わさを頼んだ。白木のテーブルに運ばれてきた黄金色をしたかき揚げを、勝は箸で潰して分け、「食べな」とぼくに勧めた。揚げたてのかき揚げは、口の中に入れると香ばしい味がした。当時、二十代半ばだったぼくにとって、昼間から蕎麦屋で酒を飲むのは、大人の世界を覗いたような気分だった。
ざる蕎麦には、日本酒を掛けてほぐすのが勝の食べ方だった。初めて一緒に蕎麦を食べた時、「ちょっと待て、そこまでだ」と箸を止めさせられた。……
プロローグ…3
第一章 何度呼んでも起きまへん…15
第二章 資本金ってなんだい?…43
第三章 中村玉緒との夫婦生活…65
第四章 俺が座頭市なんだ…99
第五章 勝プロダク損…117
第六章 百年早い…151
第七章 仲代とは終わったな…183
第八章 石原裕次郎とどっちが格好いい?…207
第九章 騙したい奴には騙されてやればいい…239
第十章 大変なことが起こったんだ…267
第十一章 神が降りて来ない…281
第十二章 今後はパンツをはかないようにする…309
第十三章 俺の弟子になったんだって?…345
第十四章 なんで、ここなんだい?…365
エピローグ…387
あとがき…394
参考文献…396
田崎 健太[タザキ ケンタ]
著・文・その他
内容説明
「大統領や首相の代わりはできるけど、勝新の代わりは誰ができるんだ?」「今後はパンツをはかないようにする」「俺としゃぶしゃぶか?一つ“シャブ”が多いんじゃないか?」「最後の弟子」が描く「最後の役者」勝新の真実。
目次
何度呼んでも起きまへん
資本金ってなんだい?
中村玉緒との夫婦生活
俺が座頭市なんだ
勝プロダク損
百年早い
仲代とは終わったな
石原裕次郎とどっちが格好いい?
騙したい奴には騙されてやればいい
大変なことが起こったんだ
神が降りてこない
今後はパンツをはかないようにする
俺の弟子になったんだって?:なんで、ここなんだい?
著者等紹介
田崎健太[タザキケンタ]
1968年3月13日京都市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。サッカー、ハンドボール、野球などスポーツを中心にノンフィクションを手がける。早稲田大学非常勤講師として『スポーツジャーナリズム論』を担当。早稲田大学スポーツ産業研究所客員研究員。創作集団『Son‐God‐Cool』代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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