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クロックワークスリー―マコーリー公園の秘密と三つの宝物

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  • サイズ B6判/ページ数 511p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062174107
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

それぞれ困難を抱えた3人の子どもたちが偶然出逢い、協力しあいながら、無謀にも思える夢をかなえていく、大冒険ファンタジー!舞台は、1900年代のアメリカ。
日本の子どもにはなじみのうすい設定かもしれませんが、小学生に人気の石崎洋司氏の翻訳を得て読みやすく、純粋に物語を楽しめる仕上がりになりました。
伝説の緑のバイオリン、なぞめいた大金持ちのポメロイ夫人、自然を知り尽くした庭師のアリス、高級ホテルの謎の抜け道、考えることができる時計じかけの人形、街に伝わる宝物……。
500頁を越える物語ですが、読み始めたら最後まで一気に読んでしまうことまちがいなし!
すべての子どもに、そして、子どもだった大人に読んでもらいたい、愛と友情と勇気、そして「物語」の魅力がたっぷりつまった1冊です。

<小学校高学年から 中学生以上漢字ルビ>

マシュー・カービー[マシュー カービー]
著・文・その他

石崎 洋司[イシザキ ヒロシ]
翻訳

平澤 朋子[ヒラサワ トモコ]
著・文・その他

内容説明

不思議な音色を奏でる緑のバイオリン、機械仕掛けで動くふしぎなものたち、そして、隠された財宝―。さあ、三人の子どもたちの大冒険がはじまります。

著者等紹介

カービー,マシュー[カービー,マシュー][Kirby,Matthew]
作家。米国ユタ州在住。スクールカウンセラーのかたわら、執筆にはげむ。『クロックワークスリー―マコーリー公開の秘密と三つの宝物』でデビュー

石崎洋司[イシザキヒロシ]
作家、翻訳家カ

平澤朋子[ヒラサワトモコ]
イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mntmt

17
おもしろかった。時間をわすれて、話に引き込まれました。分厚い本だけど、気にならないです。どんどんページをめくっちゃいます。挿絵もかわいくて、好き。2015/09/26

陽月

8
読後の感想はとりあえず一言。面白かった!「おもしろい物語を書く」、「ただそれだけだ」という作者に感服。そう、それを望んでいるのです!児童書とは思えない分厚さ、そしてあっさりではないとしても悪役に与えられた死に衝撃。ハッピーエンドの裏側。縛りから解放された人々の居場所。主人公三人だけでなく、夫人やピエトロ、ブランチさんに牧師さん…魅力的なキャラクターたちのお蔭で、最後まで一気に読ませていただきました。最後のお別れはすごく切ない。残った疑問も幾つか。続編があることを期待してしまいます。2012/02/14

ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

7
大道芸一家で雇われてるジュゼッペ、ホテルのメイドをしながら家族を養うハンナ、時計職人の徒弟で自立を夢見るフレデリック。それぞれ厳しい状況の中なんとか生活してきたがマコーリ公園に三人が足を踏み入れたことで変わって行き、三人で助け合う物語へとなっていく・・。心優しい少年少女の話。 誰もが幸せじゃないって知っていたつもりですがこの中の少年少女を見ていると身近にかんじられてしまい、苦しくも前に進む姿を夢中で読みました。三人で助けあった過去をわすれずに幸せなることを願います。2012/09/04

すずめ

7
大道芸で雇い主に収める日銭を稼ぐバイオリン弾きの少年・ジュゼッペ。孤児院から引き取られた時計職人の弟子・フレデリック。倒れた父親に代わり、家族を養うために働くホテルのメイド・ハンナ。この同じ町でまったく違う生活を送る3人が、この物語の主人公たちです。アルベルトゥス・マグヌスの作成した自動人形の頭部や解析機関…などなどのアイテムに、好奇心を刺激されてしまうのは私だけではないはず。さまざまな脇役たちも相まって、物語がだんだん1つに織り上げられていく様子から目が離せなくなっていました。2012/01/31

naonchi

7
オリバー・ツイストや小公女、黒い兄弟のような懐かしい作品を思わせる読後感。からくり人形とか怪しい人物を配置させ、ファンタジー?と思わせておいての、割と直球の冒険譚。主人公の一人である子供の名前がジュゼッペなんだけど「ジュゼッペ」と聞くとすぐ後ろに「爺さん」と付けたくなる私。名前が出てくるたびに「鼻の赤い爺さん」を連想・・・高学年からの子供にお勧め。2012/01/18

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