硝煙の向こうの世界―渡部陽一が見た紛争地域

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硝煙の向こうの世界―渡部陽一が見た紛争地域

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  • サイズ B6判/ページ数 156p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062173858
  • NDC分類 319
  • Cコード C0095

出版社内容情報

戦場カメラマン・渡部陽一が実際に取材して、見た世界の現実「今何が戦場で起こっているのか」をわかりやすく解説します。戦場カメラマン・渡部陽一が実際に取材して、見た世界の現実「今何が戦場で起こっているのか」をわかりやすく解説します。舞台は、イラク、アフガン、スーダン、チベット、ウイグル。政治・経済・民族・宗教的な要因をわかりやすく、そして教科書とは違う「今起こっていること」がわかる「世界の現実への入門書」です。特別編として渡辺陽一が見た東日本大震災による被災地・東北で感じたことも掲載。

渡部 陽一[ワタナベ ヨウイチ]
著・文・その他

内容説明

イラク戦争、アフガニスタン戦争、スーダン・ダルフール紛争、チベット・ウイグル暴動。渡部陽一が見た世界史の最前線!特別寄稿・東日本大震災も収録。

目次

第1章 イラク戦争
第2章 アフガニスタン戦争
第3章 スーダン・ダルフール紛争
第4章 チベット・ウイグル暴動(チベット;ウイグル)
特別編 東日本大震災

著者等紹介

渡部陽一[ワタナベヨウイチ]
1972年9月1日、静岡県富士市生まれ。明治学院大学法学部法学科卒業。学生時代から世界の紛争地域の取材を続け、戦場のリアルな声を伝えている。訪れた国は130か国以上にのぼる。TV出演多数。また、自身の取材体験を子供たちに伝えるべく数多くの講演活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イリエ

9
冒頭、フセインから手紙を受け取り、イラクへ。グイグイ引き込まれます。「硝煙のカーテンで閉ざされた、向こう側にいる人々の、声を聞いてください」優しくも力強い文章。スーダンのダルフール紛争で、戦争の原因を4つあげています。宗教、民族、資源、環境、なるほど、圧倒的なリアルに頷く。2018/03/23

れい

6
【図書館】一時期ワイドショーのコメンテーターでよくお見かけした、渡部さん。独特の語り口調が印象的だった。なぜ危険な戦場へ行こうとするのかその頃の私は疑問に感じても深く追求はせず、物好きな人もいるもんだという短絡的理解をして納得していた。私はその頃の自分にスリッパでアタマを叩いてやりたい気持ちもあるけど、同時に仕方ないよなとも思う。中国の内部の燻りは、火山の噴火のイメージのような感じを受けた。人々の心のなかでマグマがどのように流れているのか想像もつかないけれど。現代の中国についてもう少し知りたくなってきた。2024/09/19

鈴木双葉(全日本目が死んでる団団長)

6
正直、タレント本のような感覚で手に取ったのですが(ていうか「こっち」が本業ですよね…)、世界の紛争の背景、その土地に実際に行ってみての感想が丁寧に綴られた本でした。バイタリティもあるのでしょうが、誠実であたたかいお人柄なのかな。私、平和と自由と民主主義もですが、教育(とりあえず読み書きできるレベル)のありがたみも身に染みていないのだろうな。当たり前に与えられていて。そして確か著者はお子さんが小さいよね、危険なところに行かなきゃ仕事にならないけど、どうかほどほどに。2013/07/28

むろむろ

2
【図書館】はじめにで渡部さんが、「夢は戦争がなくなり、戦場カメラマンでなく、学校カメラマンになって世界中の子供たちの笑顔をとること」と書いておりました。とても素敵な夢だと思いました。早くそんな世界が来ますように。2015/02/20

アントワーヌ

1
最前線に赴き、そこで渡部さんが注目しているのは戦場の悲惨さではなく家族愛や、国の希望である子供たち。そういうところが好き。2013/08/22

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