贖罪の奏鳴曲(ソナタ)

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062173773
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

どんでん返しが止まらない! 怒濤のリーガル・サスペンス!!(大森 望氏推薦)「このミス」大賞受賞作家による新たな傑作!

どんでん返しが止まらない! 怒濤のリーガル・サスペンス!! 大森 望氏、推奨!

封印された過去が、新たな「罪」へ。「正義」と「贖罪」の意味を問う驚愕のミステリー。

『さよならドビュッシー』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した作家による新たな傑作誕生!

弁護士・御子柴礼司は、ある晩、記者の死体を遺棄した。死体を調べた警察は、御子柴に辿りつき事情を聞く。だが、彼には死亡推定時刻は法廷にいたという「鉄壁のアリバイ」があった――。

内容説明

弁護士・御子柴礼司は、ある晩、記者の死体を遺棄した。死体を調べた警察は、御子柴に辿りつき事情を聴く。だが、彼には死亡推定時刻は法廷にいたという「鉄壁のアリバイ」があった―。「このミス」大賞受賞作家による新たな傑作誕生。

著者等紹介

中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年、岐阜県生まれ。花園大学文学部卒業。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ウッディ

541
少年時代に猟奇殺人を行い、少年院に入った過去を持つ御子柴礼司。とある少女のピアノの旋律、そして稲見教官の言葉によって過去を悔い、弁護士になり贖罪に生きる礼司は、人を救うことができるのか?保険金目的の殺人事件の上告審、逆転勝訴のために事実を積み上げ、難敵の検事を論破していく裁判シーン、どんでん返しの真犯人は読み応えがあり、御子柴弁護士に魅了されました。惜しむべくは、トラックの荷崩れ事故について何も追求がされなかったのが違和感があり、最後に辻褄合わせされたような感じがしました。けど、とっても面白かったです。2019/01/25

冴子

470
面白かった。中山さんらしくピアノの演奏シーンも何気なく入れて。酒鬼薔薇事件の犯人をモデルに彼がその後どのように贖罪しようとしているか、2つの殺人事件を舞台に描いている。これまででいちばん好きな中山作品になりそうだ。しかし、現在はこうした形で司法試験は受けられないのではないかな?2017/01/26

てぃも

436
おおっ、ここにも古手川が‼︎∑(゚Д゚)しかも渡瀬までいるではないの‼︎なぜだか感慨深いわww あたし的には御子柴のことがもっと知りたい。御子柴と渡瀬、この先接点あればいいのになー。2017/02/24

ダイ@2019.11.2~一時休止

408
御子柴礼司その1。ヒールな弁護士が主人公。二点三転する展開と最後のオチにビックリ。2014/07/20

takaC

396
古強者の渡瀬が陰の主人公だな。このタイトルなら島津さゆりのその後に触れないと不完全ではと思ったけど、このさゆりさんがあのさゆりさんなんだろうからこれでも良いのか。どっちの事件が先なんだ?2013/09/29

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