アメリカ秘密公電漏洩事件―ウィキリークスという対日最終戦争

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062172707
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0031

出版社内容情報

膨大な量のアメリカ公電「暴露事件」――果たして政治的判断に基づく出来事なのか!?

2011年9月2日、ウィキリークスは入手していた米外交公電25万1287本すべてを未編集のままサイトで公開。その中には5697本もの東京・アメリカ大使館発公電が含まれていた。本書はこの9月2日の事件以来、初のウィキリークス関連書籍。元外交官 IISIA代表・原田武夫が日本関連公電をすべて読破し、今、世界の中枢で密やかに進行する大転換を見破る!

原田 武夫[ハラダ タケオ]
著・文・その他

内容説明

陰謀国家アメリカが日本の国富簒奪に牙を剥く。アメリカ人が「対米論調で最も危険な日本人の一人」と名前を挙げる元外交官が、いま世界の中枢で密やかに進行する大転換を見破る。

目次

第1章 アメリカ秘密公電が予測していた「東日本大震災」(震災で日本がどうなるか知っていたアメリカ;アメリカが着目した日本の「死活的利益」 ほか)
第2章 無邪気な外交官たち~そして今日も会議は踊る~(公電に外交官の欲望が渦巻く;情報工作のターゲット ほか)
第3章 ソーシャル・メディア、そして「新しい十字軍」(捨てられる独裁者たち;オバマが仕掛けた「体制転覆」の罠 ほか)
第4章 格下げされたアメリカ、狙われる日本(米国債格下げの衝撃;瀕死のアメリカに残された景気回復策 ほか)

著者等紹介

原田武夫[ハラダタケオ]
1971年香川県生まれ。株式会社原田武夫国際戦略情報研究所(IISIA)代表取締役(CEO)。東京大学法学部在学中に外交官試験に合格、外務省に外務公務員1種職員として入省。12年間奉職し、アジア大洋州局北東アジア課課長補佐(北朝鮮班長)を最後に自主退職し現在に至る。「すべての日本人に“情報リテラシー”を!」という想いの下、情報リテラシー教育を多方面に展開、マーケットとそれを取り巻く国内外情勢の調査・分析レポート、次世代人材育成等を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

21
国際情報戦略研究所代表取締役、11年著。アサンジにより暴露されたとされるウィキリークスはわざと米国政府により漏洩されたものだと説く著者。それぞれの記事は興味深いが、かなり陰謀論的でありその理由など明らかにせず統合論になっておらず少し残念。日本は米国のパペットでありたてつく子もなければ戦争をすることもないので、著者は深読みしすぎ。2020/10/05

takao

1
ふむ2022/05/23

こひた

0
知能の高さゆえに、世界が狭い人という印象を受けた。タイトルの扇動性からも「体制化の法則」影響がみてとれる。どうも大規模資本の利己行動を、全て陰謀に基づき計画されたものと見做しているよう。チャイナスクールの頭越しに「自由と繁栄の弧」なんてやられたら、アメリカに不信とストレス貯まるのはわかるんですが。ウィキリークス的ネット機能が外交への民主参加を促すと夢を語りながら、対外政策と専門的外交交渉を分けない説明をし、結局専門性高い公電分析は素人無理と結論されては門外漢は真意がわかりにくいのでは。2012/03/26

dankeinoyasu

0
いつもながら原田氏の分析は鋭い。今まで、脱官僚はたくさんいたが、国際金融寡頭勢力の闇の部分をこれほどまでに明らかにした人はいない。これは、お薦め本です。2012/01/27

さいふぉん

0
ウィキリークス関連は初めてよんだが、読み応えがある。語り口がおもしろい。2011/12/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4147406
  • ご注意事項

最近チェックした商品