重光葵―連合軍に最も恐れられた男

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重光葵―連合軍に最も恐れられた男

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  • サイズ B6判/ページ数 319p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062171151
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

重光葵が総理なら原発事故は起こらなかった天皇のために片足を失い、敗戦を背負ってミズーリ号で降伏文書に署名、戦後はロシアに恐れられA級戦犯に指名されるも政治家として復活、国連加盟に尽力した巨人

内容説明

苦難の時代の日本人に指針を示す昭和最高の頭脳と胆力。

目次

爆弾で片足を失いながら
マッカーサーとの戦い
漢学者の父
四海を志す
国を出る時が別離
クランリー・ガーズンス五十四番
ポートランドの恋
パリ講和会議と革新同志会の結成
ワシントン会議の呪縛
排日移民法〔ほか〕

著者等紹介

福冨健一[フクトミケンイチ]
1954年、栃木県に生まれる。歴史資料収集家。自由民主党政務調査会事務副部長。1977年東京理科大学を卒業したあと、ハイデルベルク大学留学、ニューポート大学大学院中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ohe Hiroyuki

1
▼著者の講演を聞きに行く機会があり、購読した。▼重光葵は大東亜戦争の前後に度々外務大臣を務めた男である。大日本帝國政府を代表して降伏文書にサインした男でもある。▼重光は、常に国際社会における我が国の立ち位置を考えていた男である。本書を読んでそう実感した。大東亜戦争に大義を吹き込もうとする姿勢はその表れであろう。▼著者は、重光を讃え、吉田茂を批判している。本書を読んで、吉田茂にこうも賛否が分かれる理由がよく分かった。▼著者は、自民党の憲法改正案作成に関わっている。日本の「保守」を眺める意味での興味深い一冊。2015/08/31

Don Doppe

1
時の政治に翻弄される外交官は、古今東西、多いはず。今の日本の現状をみると、確固たる国家観を持って、太平洋戦争の阻止、終戦に導いたことに感銘を憶えた。記念館も是非、見学してみたい。2012/01/23

じろ

0
★★★ 判断が難しい星3つですが…重光さんの本は俄然読みたくなった。が、この作者の本の書き方はめちゃくちゃに嫌いだな…重光さんの本を並べて、無理やり過去の戦争を是としようとする姿勢が嫌い。なぜ書いてて自分で矛盾を感じないんだろう?論理の組み立てが薄いと何故思わないんだよ… とっとと重光さんの自伝読もっと!2018/12/02

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