出版社内容情報
愚か者と笑えばいい。だが私が日本を救う。絶望感漂う近未来の地方都市で頻発する、老人たちの連続失踪事件。老人を、日本を救うはずの最先端スーツが、殺人現場に残されているとは。乱歩賞作家の最新作!
内容説明
絶望感漂う近未来の地方都市で頻発する、老人たちの連続失踪事件。老人を、日本を救うはずの最先端機器が、殺人現場に残されていた。『プリズン・トリック』で乱歩賞受賞の新人トリックメイカーによる新境地。
著者等紹介
遠藤武文[エンドウタケフミ]
1966年長野県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。2009年、初めて書いた小説の『プリズン・トリック』が第55回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
67
近未来のSF?。スリーノックダウン制なんかは高齢者医療として提案なのか?。2013/11/29
ミーコ
41
表紙は好きじゃないけど、遠藤さんだし取り合えず読んでみよう と・・・ 最初は面白く読んでたのですがー。 もう1つ よく分からない作品でした。 未来の高齢化社会問題など、視点は良かったと思うだけに 残念でした。2015/02/06
銀河
34
図書館の新着本コーナーで見つけて。ロボットさんの明るく楽しい話かなー?と借りてみた。まさか殺人事件だったとは!「仕掛け」の部分は、恥ずかしながら読んでる途中ではきちんとわからなくて、「そうだったのか!」と驚いた。けれども、そこへ行くまで、全体的にわかりにくかった。読みやすいんだけど、複雑な話ではないのに理解しにくく、「本当はこうだったんだよ」と言われても、私に「てっきりこうだと思いこんでたー!」って部分が欠けていた…。老人介護や独居老人、色覚異常などの問題が絡んでいてそこはよかった。考えさせられた。2011/10/30
就寝30分前
21
なんだ、この小説。作者はこういうストーリーを最初から考えていたとは思えない。収拾がつかずに無理やり話を終わらせたかんじ。読書時間を返せと思った。2018/06/20
まつじん
20
ちょっと茶化し気味に書いてますが高齢化社会への警報を鳴らすような・・・作品になってるのかな?登場人物の語りで人物を読者に誤解させる手法が嫌いなんで、この作品はイマイチでした。2012/03/11
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