いきとしいけるもの―瀬川康男画集

個数:

いきとしいけるもの―瀬川康男画集

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月26日 19時23分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A4判/ページ数 127p/高さ 30cm
  • 商品コード 9784062171038
  • NDC分類 723.1
  • Cコード C0771

出版社内容情報

絵本画家・瀬川康男、初の本格的画集
ミリオンセラーを含む数々の絵本や、タブローで美を追究した絵本画家・瀬川康男。昨年、77歳で亡くなった画家の壮大な画業に迫ります。


・解説/広松由希子さんからのメッセージ
二転三転山あり谷ありの画集作りでしたが、これこそ「苦行僧」と呼ばれた瀬川さんの画集にふさわしいかも……とだんだん思えてきました。大きな、希有な画家でした。そのとらえきれない仕事のうち、今回ご紹介できるのはほんの一部。それでも、絵と絵本の世界に「真剣に遊んだ」瀬川さんの仕事に、驚いていただけると思います。

・担当編集者のうちあけ話
幼児向けの絵本『いないいないばあ』などの作品で知られる瀬川康男さん。古今東西の美術を吸収しながら、新しい技法に次々挑み、独自の荘厳な世界を表現してきました。瀬川さんの描く自然や、生きものたちの豊かな表情に、心なごんだ方も多いのではないでしょうか。その瀬川さんが、2010年2月に他界。ほんとうに残念でなりません。
今回、初の画集をまとめることになりましたが、進行中、いちばんに感じたことは、原画の美しさと作家の魂の崇高さでした。変わりゆく時代のなかでも、生涯描き続けた作品は、色あせることなく私たちを包み、本当にたいせつなものはなにか? と静かに問いかけているように感じられました。
ご本人がいらっしゃらないなかでの画集制作はわからないことが多く、右往左往する毎日でしたが、高校時代からの友人であり、共に本づくりもした装丁家の辻村益朗さん、瀬川さんの作品に惚れ込み、長年研究してきた絵本家の広松由希子さん、瀬川さん自身にインタビューし、画法を究明してきた美術館学芸員の松本育子さん、作品の撮影に協力してくださったご遺族、ほか多くの方のお力により、形にすることができました。なかには様々な理由で掲載が叶わなかった作品があり、少し残念な部分もありますが、瀬川さんの新たな魅力を発見していただける画集になったと思います。ぜひ、お楽しみください。(編集I)


瀬川 康男[セガワ ヤスオ]
著・文・その他

講談社[コウダンシャ]
編集

内容説明

本書は、2010年に急逝した瀬川康男の初期から最晩年までの絵本作品を中心に、タブローやリトグラフ、スケッチなどあわせて画業を一望するものである。

目次

1 絵本(初期―画風の変貌 1960年代;中期―本に宿る生命 1970年代;後期―装飾の小宇宙 1980年代以降)
2 タブロー(初期―1950年代後半‐1960年代前半;版画―素描 1960年代後半‐1980年頃;後期―1990年代以降)
年譜

著者等紹介

瀬川康男[セガワヤスオ]
1932年、愛知県の岡崎市に生まれ、地元の日本画家に1年ほど師事したが、以後は独学。広告のイラストレーションなどの仕事を経て、27歳で初めての絵本『きつねのよめいり』をほぼ完全原稿の形で持ち込んだ。1970年代の絵本ブームに先立ち、『ふしぎなたけのこ』でいち早く海外に注目され、その後も刻々と変貌する画風で話題となった。日本一愛されている赤ちゃん絵本『いないいないばあ』、世代を超えて愛読される『ことばあそびうた』の画家でもある。2010年急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

anne@灯れ松明の火

17
安曇野ちひろ美術館で、遺作展を観た。時間が足りなくて、駆け足になってしまったのが、本当に残念。せめてもと、帰ってから、この画集を借りてきた。独特な絵柄や色の使い方が印象に残っていたので、普通っぽい、かわいい絵もあったことに少し驚いた。原画展でも観た、大きなタブロー(油絵)の、赤と青の強さには引き込まれる。ご冥福をお祈りいたします。2012/03/31

雨巫女。@新潮部

12
《私‐図書館》小さい頃から、読んでいた昔話の絵本は、瀬川さんの絵だったのを知った、昨年新聞で、訃報を知りました。画集を見ながら、まだ未読作品を発見。図書館に行ったら探したい。2011/11/03

Maiラピ

12
絵本や、タブローで美を追究し、2010年、77歳で亡くなった画家、絵本画家・瀬川康男壮大な初の本格的画集。ウィリアム・モリスっぽい頃の絵が一番好きだな。2011/08/27

メルティ

5
「おかしかったり かなしかったり うれしかったりするもの、出会ったり 別れたり 愛しあったりするもの 、生きとし生けるもの、ねこも ねずみも ひとも」2012/10/14

遠い日

3
まさに、刻々というべき画風の変遷、進化。ひと所に留まることを潔しとしない世界観の拡張でもある。厳しい人だ。突き詰める人だ。その激しさが、また次の画風へと向かわせる。子どもの頃に慣れ親しんだ瀬川さんの絵から、その先を辿った。尽きせぬ魅力に酔わされ、瀬川さんの澄んで引き締まったことばに、エネルギーをいただく。2014/01/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3843780
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。