出版社内容情報
かたひじ張らない、すっきり生活の秘訣！ 掃除派を自認する女優・吉行和子さん。仕事中心の生活でも、いかに楽しくすっきり、簡単に家をステキに保つか。怠け者でも実践できるさっぱり生活のコツを披露！
内容説明
仕事中心、こものがたくさん。でも、こんなにすっきりした暮らし。
目次
日々の暮らし（掃除派です；掃除の友；ゴミ袋の重さ分、部屋が軽くなる；秘密のノート ほか）
旅と俳句（旅は元気の素；友人との旅；三人旅；母と旅する ほか）
著者等紹介
吉行和子［ヨシユキカズコ］
東京都生まれ。女優。女子学院高校在学中に劇団民藝付属水品演劇研究所に入所。１９５６（昭和３１）年、『アンネの日記』で主演デビューを飾る。日本アカデミー賞優秀主演女優賞、毎日映画コンクール田中絹代賞、紀伊國屋演劇賞個人賞など、数々の賞を受賞する。１９８４（昭和５９）年、『どこまで演れば気がすむの』（潮出版社）で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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パフちゃん＠かのん変更
71
「わが欲よ野菊のごとく小さくあれ」・・・いいですね。ちなみに「質素な性格」というのは著者のモットーだそうで、生活ではなくて性格です。性格を質素にしておけば、あれが欲しいこれが欲しい、あの人が羨ましいとか思わなくて済みますからね。しかし、全然欲がないのはダメ。だから野菊くらいは要ります。・・・とのことで、気に入りました。素敵です。90歳を過ぎたお母様（107歳で亡くなられた、あの朝のTV小説の「あぐり」さん）も連れて海外旅行にあちこち行かれたとか。お母様も凄いです。マンションのお部屋も個性的で素敵です。2015/12/24
くろにゃんこ
35
途中まで倍賞美津子さんを思い浮かべながら読んでいました(-_-;)そうか、俳句の人･･･安住さんの番組に富士真奈美さんと出ていましたね。おっとりしたイメージがありましたがなかなか行動的♪2022/08/15
アコ
23
大好きな女優・吉行和子さんを初読み。「日々の暮らし」「旅と俳句」の2章構成のエッセイ。柔らかくて気取りのないすこぶる読みやすい文章で、まるで吉行さんに朗読されているかのような気分に。「日々の～」に綴られる生活の様子がとにかく興味深い。掃除とインテリアは大好きなのに料理が本当にダメで所有食器がミニマリストのような数であることや包丁を持たずキッチンばさみで、という噂は本当だったのね！と驚く。「旅と～」で語られる岸田今日子さん冨士眞奈美さんとの友情、そして母上あぐりさんとのエピソードもよい。他著も読みます。2016/06/14
ごへいもち
18
可愛いイラストが和んで読みやすいな。食器なんかは断捨離教祖もびっくりの少なさだけど海外旅行とかそのお土産とか飾ってある部屋が質素って…？部屋いっぱいにお気に入りの布を張り巡らせているのはステキだけど2013/02/02
カタコッタ
15
図書館をぶらぶらしていて見つけた本です。昼食の後の気持ちよさのまま読み終えました。少し前の旅番組やバラエティに吉行和子さんが出られると必ず見ました。知性と実力が有りながら、笑えるので。『そのことに触れず若葉の道をゆく』心にジーンときた一句です。 2022/06/11
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