出版社内容情報
人間の命の輝きをたたえるファンタジー 人間に憧れる精霊の少女の目を通して、命の美しさや人生の豊かさ、そして、誰かの気持ちがわかること、わかってもらえることの素晴らしさが語られます。
内容説明
アーモンド島にすむ精霊の女の子ロップはある日、海にうかぶボートの中で眠っていた人間の男の子、バハルを見つける。ジンは気にいった人間にとりついて、その魂をわけてもらうことで一人前になれるため、ロップの父はその男の子にとりついてみるようロップにすすめるのですが…。人間に憧れる精霊の少女ロップとジンの島に流れ着いた人間の少年バハル、そして二人を見守る楽しいジンの仲間たち…。五感で楽しむ珠玉のファンタジー。
著者等紹介
新藤悦子[シンドウエツコ]
1961年、愛知県豊橋市生まれ。津田塾大学国際関係学科卒。トルコを中心に、中近東に関するノンフィクション作品で活躍中。主な作品に『青いチューリップ』(講談社、日本児童文学者協会新人賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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