出版社内容情報
感動の原点! 夢の鉄道が今も走っていた!震え上がる写真約130点超! 絶滅したはずのあの鉄道が、目の前を走る、乗れる。軽便、トロッコ、SL……。この一冊で今だから味わえるおとなの楽しみ!
内容説明
線路幅が狭いだけで心が踊る、吊り掛け音を聞くと涙がこぼれる、登山したら無意識に林鉄跡を探してる…、そんなあなたを震えさせるスポット全国厳選36ヵ所+付録。
目次
第1章 タイムスリップか!今も現役のあいつが目の前に(村と駅とを結ぶ日本で唯一の、現役SL軽便を発見!―福島県;超穴場!「愛知こどもの国」には最後の昭和顔客車が走る―愛知県 ほか)
第2章 廃線や未成線に列車を走らす夢を叶えた場所(国鉄史上最も急勾配な碓氷峠に、再び列車が駆け上がる―群馬県;海峡を望む門司港の貨物廃線に、戻ってきたぞDBロコ―福岡県 ほか)
第3章 知恵とユーモアと団結であの頃を守り続ける営業鉄道(北の港町で101歳を迎える函館市電に乗りにいかねば!―北海道;トンネル61ヵ所、鉄橋55ヵ所。南アルプスのダム専用線をめざす―静岡県 ほか)
第4章 どっこい本格!子どもだましでない遊覧列車(軽便北勢線存続への願いから「ホクさん」誕生―三重県;天ぷら油が動力の「リリートレイン」が滑らかに加速する―北海道 ほか)
著者等紹介
遠森慶[トオモリケイ]
昭和39年東京生まれの旅行ライター・イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さすらいのアリクイ
16
時刻表にはなかなか載らない全国の小規模な鉄道やモノレールなどの紹介と、それらの交通機関がある現地の紹介、案内本。軽便鉄道、森林鉄道、動物園や植物園内を走る電車やモノレールなどが載っています。ニッチな本だなと読み始めて最初の方で思いましたが、各交通機関の役割や交通機関を動かしている方々の話、車両が走っている写真など観ていると、楽しい気分に。鉱山鉄道や森林鉄道、夏目漱石が小説内で書いた列車を再現した、松山の坊っちゃん電車。熊本市動植物園の動物見学用モノレールなど、いつか乗りたい鉄道がわんさか乗っている本です。2016/05/28
たくのみ
7
森博嗣先生の箱庭鉄道に乗りたかった。でも、日本中にだれもが乗れる「大人も楽しめるミニ鉄道」がこんなにあったんですね。「愛知こどもの国」の昭和顔のヒヨコ目客車、修善寺の381ミリのロムニー鉄道、キノコ煙突の赤沢森林鉄道、野辺山のキノコSL、道後温泉の坊ちゃんSL、梅小路公園のちんちん電車…可愛い乗り物が日本中で待っている。2014/05/14
最終バック九番手
2
東日本に偏りすぎず全国をバランスよく網羅している印象…本文中にもカラー写真を使って欲しかった…第1刷発行:2011年7月20日…本体1333円2011/11/11
earlgray
0
乗りに行きたくなった。それだけで十分だろう。2012/03/12