ちひろ 夏の画集

いわさき ちひろ【著】/ちひろ美術館【編】

講談社（2011/06発売）

• サイズ B5判／ページ数 108p／高さ 21X21cm
• 商品コード 9784062169714
• NDC分類 726.5
• Cコード C0071

出版社内容情報

ちひろの心きらめく夏の世界！
心をいやされ、夢がふくらむ、ちひろの夏の作品……大切な思い出と新しい魅力がいっぱいつまっています。

［本書の内容］
雨の日の子どもたち
夏休み
水の物語
海のうた
水辺のスケッチ
夏の少女

いわさき ちひろ［イワサキ チヒロ］
著・文・その他

ちひろ美術館［チヒロビジュツカン］
編集

内容説明

心をいやされ、夢がふくらむ、ちひろの夏の作品…大切な思い出と新しい魅力がいっぱいつまっています。ちひろの心きらめく夏の世界。

目次

雨の日の子どもたち
夏休み
水の物語
海のうた
水辺のスケッチ
夏の少女
ちひろの信州
作品目録
ちひろの歩み

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[やすらぎ]

夏が来れば思い出す。いわさきちひろさんの黄色い雨傘と小さな長靴、涼し気な色合いを。高く夏雲から雨が落ちてくる。水面を弾く滴が足下で踊り、虹色と青空が波紋に揺れる。夏休み。朝になると花ひらいて、大きな海はきらきらと光って、どこまでも続く浜辺を小犬と走っていく。空と海はひとつになれないのかな。この海の中には何があるのかな。貝がらに聞いてみよう。あの船はどこへ行くのかな。私たちの声が届くかな。風に聞いてみよう。今日は青いワンピースを着てお出かけなんだ。思い出の信州へ。麦わら帽子が静かな湖畔で朝の光を浴びている。

2023/08/20

[yomineko＠ヴィタリにゃん]

いわさきちひろ先生が描く様な夏ならどれほど良い事だろうか。昔の夏はこんなに楽しかったのだろう。レニングラードにも行っておられた！バイカル湖の絵もあった。

2024/09/23

[BlueBerry]

やはり見ていて楽しい♪夏は元気が溢れています。

2013/11/03

[陽子]

真冬だけれど、夏の画集は明るい色彩で見ていて気持ちも明るくなってくる。見たことのある絵もたくさん。私は夏生まれだからか、夏の画集が一番見ていていいなあと感じた。雨の日の詩と傘をもつ子どもたちの絵が素敵。明るい太陽がなかなか差さないこの季節、美しい絵本や写真集をながめるのは気分転換になります。

2021/02/06

[みずたま]

大好きなちひろさんの四季の画集。梅雨から夏の季節の作品がおさめられています。暑い夏に清涼感、透明感を感じる作品の数々。夏休みの子ども頃の懐かしい記憶が蘇るような、自然と目を閉じて回想してしまいました。

2015/08/19