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出版社内容情報
自選十作品をともに鑑賞し、戦後映画界を疾走した「生きたフィルモグラフィー」に、ノンフィクション界の巨人・佐野眞一が挑む
■佐野眞一監督による長いドキュメンタリー映画に出演した。私、佐藤政雄が三國連太郎を演じている。はたして、客席は満員になるかどうか楽しみです。――三國連太郎
■三國連太郎。八八歳。生涯・俳優。
俳優生活六〇年。出演作の役柄以上に、波瀾に富む人生を歩んできた稀代の俳優(わざおぎ)の正体は何か? 戦後映画界を疾走した「生きたフィルモグラフィー」に佐野眞一が挑む
■三國連太郎の自選十作を、ともに観賞しながら行った対話ノンフィクション
出自のカミングアウト/兵役拒否のための海外逃亡/女性遍歴/五社協定違反の第一号/俳優としての名声を捨てての海外放浪
……謎めいた「怪優」の生きざまに迫る
■
〈二〇一一年に米寿となったこの希代の俳優は、どんな思いで役者稼業をつづけてきたのか。そして、刻々と死に近づきつつある老いという季節をいまどんな心境で迎えているのか。
三國は「怪人」「怪優」とも呼ばれる。被差別部落出身者という出自をカミングアウトしているし、太地喜和子をはじめとする数々の女性遍歴は伝説化している。契約した会社以外の映画に出られないという五社協定違反の第一号になったのも三國だった。
戦時中は兵役を拒否するため海外逃亡を図って失敗しているし、俳優として脂ののりきった五十歳直前には、それまでの名声も財産もすべてかなぐり捨てて、パキスタンやアフガニスタンに放浪の旅に出ている。
三國の実人生は、これまで演じてきた数々の個性的な役柄以上に波瀾に富んでいる。三國は銀幕の内と外をどんな思いで生きてきたのか。それも、このインタビューで聞きだしたいと思った〉(本文より)
〈本書の内容〉
第一部 生きること、演じること
第二部 怪優と見る日本映画縦断
1 飢餓海峡
2 にっぽん泥棒物語
3 本日休診
4 ビルマの竪琴
5 異母兄弟
6 夜の鼓
7 襤褸の旗
8 復讐するは我にあり
9 利休
10 息子
第三部 三國連太郎と佐藤政雄のあいだ
内容説明
三國連太郎。八八歳。俳優生活六〇年。出演作の役柄以上に、波瀾に富む人生を歩んできた稀代の俳優の正体は何か?戦後映画界を疾走した「生きたフィルモグラフィー」に佐野眞一が挑む。
目次
第1部 生きること、演じること
第2部 怪優と見る日本映画縦断(飢餓海峡;にっぽん泥棒物語;本日休診;ビルマの竪琴;異母兄弟;夜の鼓;襤褸の旗;復讐するは我にあり;利休;息子)
第3部 三國連太郎と佐藤政雄のあいだ
著者等紹介
佐野眞一[サノシンイチ]
1947年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。編集者、業界紙勤務を経てノンフィクション作家となる。1997年、民俗学者宮本常一と渋沢敬三の生涯を描いた『旅する巨人』(文藝春秋)で第28回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2009年、『甘粕正彦乱心の曠野』(新潮社)で第31回講談社ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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