青春サッカー小説 蹴夢KERU‐YUME―CHANGE THE MIND

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062167666
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0075

出版社内容情報

講談社が運営する無料ケータイサッカーサイト「ゲキサカ」(http://gekisaka.jp)で累計300万ページビューをたたき出した青春サッカー小説が待望の書籍化! 
高校・中学など強豪サッカー部取材を数多くこなす著者が、「読めばサッカーがうまくなる」をモットーに、練習の大切さ、うまくなるために必要な意識の持ち方、食事を含めた自己管理など、サッカーの上達に役立つ情報を小説のなかで表現した作品。

亡き父の陰と相対する高校生の主人公・米倉ケンタの成長物語を中心に、個性的なチームメイトと協力し、監督が提示する難題に立ち向かう部分や、緻密な試合描写も見所のひとつ。

<あらすじ>
元日本代表FWを父に持つ、U-16日本代表MFの米倉ケンタが進学先の竹駒学園で出会ったのは、「サッカーを教えない」をモットーとする名将・天童監督だった。
「うまいだけの選手はいらない」
選手自身に「考えさせる」指導のもと、ケンタを中心とした新入生たちは徐々に成長していく。高校に入学するまでのケンタは、点取り屋として活躍した父と比較されることを嫌い、ドリブルやパスを武器にチャンスメイカーとしてのスタイルを確立してきた。しかし、天童監督はケンタが父親の存在から逃げていることを見抜く。目標であるプロになるためには拒否し続けてきた父親のプレースタイル、「ゴールへの貪欲な姿勢」を取り入れることが必要であり、「うまいだけではプロになれない」と自覚したケンタは……。

鈴木 智之[スズキ トモユキ]
著・文・その他

内容説明

元日本代表選手を父に持つ、U‐16代表MF米倉ケンタ。進学先で全国優勝経験のある強豪・竹駒学園で待っていたのは、「サッカーを教えない」をモットーとする天童監督だった。戸惑いながらも、成長するケンタ。いい選手になるために必要な技術・意識とは?うまい選手と『怖い選手』の違いとは?プロを目指してスタートした高校生の成長を鮮やかに描いた青春サッカーストーリー。

著者等紹介

鈴木智之[スズキトモユキ]
スポーツライター。「サッカー小僧」「サッカークリニック」「サカイク」「スポーツナビ」等に、選手育成、指導法の記事を中心に寄稿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

macho

15
トレセンに落ちてどうしたらいいかといえば、コレを読めば良い。U-16以下の方々。どうぞ。 鍛えられます。メンタルが。2022/09/01

あさみ

3
元サッカー日本代表を父に持つケンタは、進学先の竹駒学園で、一風変わった方針を持つ天童監督と出会う。彼の方針は「教えない」。自ら考えることを求める監督のもと、彼らは試行錯誤を繰り返し成長していく。表紙の通り、どこをどう読んでも「青春サッカー小説」。そしてサッカー入門書。サッカーの練習方法がこれでもかと言うくらい書いてある。読書が苦手なサッカー部員の中学生がいたら進めたいかも。そして、繰り返し書かれる「ゴールへの貪欲さ」への意識改革。気持ちはわかるけど、たぶん日本代表のサッカーに物申したい人なんだろうな(笑)2015/03/25

船長

3
中学生とのハンデキャップマッチは面白かったが、後はありがちな話に終始。あっさり読了。2013/10/30

ほのぼの

3
思ったよりおもしろかった。プロとして生きていくための意識改革など、なるほどと思えるところも多々あり。青春すぎておばさんにはまぶしすぎましたが(中学生に勧めるため読んだ)。中学生にはいいかな。2013/05/21

わいほす(noririn_papa)

3
出だしは私生活も丁寧に描かれ、登場人物も多彩で、青春小説を期待させたが、途中からサッカー部練習マニュアル小説に。あれっ、これで終わり?と思ったら、続編の連載が開始されたらしい。これは序章ということか。それにしても、インターハイ優勝を狙うチームでFWなしの0トップ。一番上手いMFにシュートへの意識付けを行うのは、今の日本サッカーへの強烈な皮肉か。ただ、チームがみんな仲良しで、素直で従順なのが物足りないが、これも日本サッカーへの皮肉だろうか。とりあえずサッカーをやっている息子に読まそう。2011/06/17

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