- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 絵画・作品集(日本)
出版社内容情報
ちひろの心あたたまる冬の世界!
雪のなかで瞳を輝かせる子どもたち、胸躍るクリスマスやお正月、さまざまな冬の情景など、画集初収録も含め掲載。
[本書の内容]
雪と子どもたち
クリスマス
お正月
冬の物語
冬のよそおい
あたたかい部屋
いわさき ちひろ[イワサキ チヒロ]
著・文・その他
ちひろ美術館[チヒロビジュツカン]
編集
内容説明
雪のなかで瞳を輝かせる子どもたち、胸躍るクリスマスやお正月、さまざまな冬の情景など、画集初収録も含め掲載。ちひろの心あたたまる冬の世界。
目次
雪と子どもたち
クリスマス
お正月
冬の物語
冬のよそおい
あたたかい部屋
東京・練馬下石神井のちひろの家
作品目録
ちひろの歩み
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
masa@レビューお休み中
110
いわさきちひろさんの絵といえば…。まっ先に思い出すのが、教科書の表紙ですね。水彩画の印象的な少女が描かれていたような気がします。この画集では、冬の情景とともに少年・少女が描かれたイラストが掲載されています。ニットの帽子をかぶった少女。雪だるまを作って遊んでいる子どもたち。スキーをしている少年・少女。純粋で、朴訥とした子どもたちを見ていると、昔を思い出して、懐かしい気持ちにさせられるのです。こういう情景は、もう見ることはできないのかな。それとも、まだどこかに行けば見ることができるのかな…。2013/11/03
Kawai Hideki
67
1960年代や70年代の作品とは思えないみずみずしさ。赤い毛糸の帽子と赤い手袋をした小さな女の子。雪の中をボールを持って走る少年。降る雪をうっとりと眺める少女の鉛筆画。クリスマスの華やかな夜景をバックに走るトナカイ。もの思いに沈む和服の少女。恩返しのため、身を削って機をおる鶴。楽しそうに毛糸を編む女の子など。淡い水彩の中に、透き通るように浮かび上がる白が良い。2017/02/26
サンタマリア
38
冬のイラストだが心が温かくなった。にじむようなタッチで描かれた世界がはかなくてあどけなくて。そういえば僕も冬が好きだった。2022/02/05
陽子
35
冬の画集ですが、ページを開くと温かな明るい色彩にあふれ、可愛い子どもたちの絵の数々にほっと笑顔になれます。そして、ずいぶん昔に描かれた絵であっても、全く古さを感じない。絵から伝わる優しさにほんのりとした心地に。2021/01/28
みずたま
17
前に読んだ小説が重くて、癒されたくて久しぶりに手に取った。淡く優しい色遣い、愛らしい表情の子どもたち。どこか懐かしく、温かい気持ちになる。自分が産まれる前の作品なのに全然古くない。洋服も小物も…着物がスゴい素敵だった。季節ごとに味わいたい画集。久しぶりにちひろ美術館に行きたくなった^ ^2015/01/29