将棋をやってる子供は、なぜ「伸びしろ」が大きいのか?

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将棋をやってる子供は、なぜ「伸びしろ」が大きいのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062166027
  • NDC分類 796
  • Cコード C0095

内容説明

礼儀作法、根気、論理性、決断力―足りない「何か」を身につける最高の「教育」がここにある。

目次

第1章 日本文化の特徴である「型」から学ぶ(将棋には「3つの礼」がある;「負けました」とちゃんと言う ほか)
第2章 対局の「心構え」から学ぶ(対局前の控え室で見たもの;準備してきたものをいったん捨てられるか ほか)
第3章 勝つための「戦略」から学ぶ(考え抜いた一手だから、結果に納得できる;自分の好みと正しい道とは違うもの ほか)
第4章 「戦術」の知恵から学ぶ(銀が泣いている―駒と自分が一体化;将棋は他力―相手に合わせて動けるか? ほか)
第5章 一局の体験を通して学ぶ(考え続けることで見えてくること;駒が動かない「静の世界」にこそ真実がある ほか)

著者等紹介

安次嶺隆幸[アジミネタカユキ]
1962年埼玉県所沢市生まれ。明星大学人文学部心理・教育学科教育学専修卒。1984年東京・私立暁星小学校教諭着任、現在に至る(永年勤続25年)。日本将棋連盟学校教育アドバイザー、私学教育研究会(あいすの会)主宰、将棋ペンクラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

3
将棋は負けを認め、自分のしたことをメタ認知できる素晴らしい競技だなあ、と思います。ただ、書き方が随筆チックでエピソード記録のみなので、もう少しメタ認知的な視点からの話もあると良かったな、という印象。2015/05/13

まっとりあん

0
小1ムスコが将棋クラブに入ったので、興味があって読んでみた。 将棋をやることで培うことができることを、学校の先生の視点であれこれ書いてある。 人生においても大切なこともいっぱいあると気付いた。 将棋は対局者と二人で築き上げるもの。勝敗を争う以上に大切なものがいっぱいあることが分かった。 客観的に自分を見る、というのは、大人でも案外できていないかも。2017/12/10

coppe

0
1日、1時間、20年続ければ成果は出る。この言葉を信じて毎日詰将棋や棋譜並べをやる子は勝てる。成功体験が自身になり、努力する道筋がはっきり見えてくる。プロフェッショナルをつくる反復練習を支えるのは信じることと成功体験の繰り返しにあるのかもしれない。2017/03/18

Megumi221

0
2014/02/08

tnk.UZ

0
将棋と教育を関連付けて書かれている本。日本人の精神を再認識します。子供達にも将棋から何かを学び取って欲しいと思わせる一方で、押し付けになってはいけないとも感じます。宗教レベルで奥が深い。良本。2012/12/10

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