内容説明
祖父ヨーゼフがのこしてくれた歌を手がかりに、魔術師の秘密を知ったトト。鳥人族のジュライ、心やさしい少女ニーナたちとともに、魔女のひそむ樹海をめざす。
著者等紹介
立石彰[タテイシアキラ]
京都大学大学院工学研究科修士課程修了。『勇太と死神』で第45回講談社児童文学新人賞を受賞し、デビューする。神奈川県在住
二木真希子[フタキマキコ]
愛知教育大学美術課程卒業。スタジオジブリでアニメーションの原画を担当する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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杏子
3
やっと読んだ。なんでこの話が面白みに欠けるのか、あとがきを読んだらわかった気がした。作為的。こうこう、こういう理由からこういう設定にした、こういう人物を登場させた、という… 物語がこのようにあった、そしてその世界にこういう人物がいた、という、いわば物語を根からささえる部分が見えてこない。 書き割りのような、薄っぺらな世界しかないんだわ。子ども相手なら受け入れられるのかもしれないが…? いかにもな人物、いかにもなストーリー、いかにもな結末。続編がありそうなことをあとがきで書かれていましたが、2010/11/07
ぽて
2
うっかり再読。魔術師の芽とそれにまつわる陰謀のお話。サラリと読めてしまったから記憶に残らなかったのかな? 小学生向けっぽいかも。【魔術師たちの選民意識。本当に人を救うのは魔術じゃなくて薬草の知識なのでは。人の役に立とう、ということ。】2013/05/13
たお
2
小学生対象…かな。まっすぐで良心的なジュベナイル。少年の成長を辿る物語だが、まっすぐ過ぎて、大人には気恥ずかしい。仲間との繋がりに「デルトラ•クエスト」を思い出すが、それほどRPGっぽい印象もない。少年層にもっと人気が出ても良さそうなんだが…。 大人としては、せっかくの「鳥人族」「獣人族」を詳しく掘り下げて欲しいところ。2012/08/16
nari
0
魔法が使えるところが、面白かったです2010/12/01
septiembre
0
二木さんの挿絵にふさわしい終り方。2010/11/24
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- 和書
- ギザ・マミタス!!