出版社内容情報
平成の駆け込み寺が東京・上野にあった!!トラブルを抱えた人や不法滞在する外国人等、曰く付きの客ばかりの「ホテルパラダイス銀河」。とある事情でこのホテルで働く西島京志はトラブル処理に奔走する!
内容説明
大学入学と同時に上京した西島京志は、東京上野にある「ホテルパラダイス銀河」に住み込みで働きながら学校へ通う。ホテルには、なぜかトラブルを抱えた人達が次から次へとおしよせる。そんなある日、ひとりの女性がホテルへ駆け込んできた。自称モデルの彼女は所属する事務所に騙されて詐欺の片棒を担いでいたという。手を引こうとすると逆に脅され、ここへ来ればトラブルを解決してくれるという噂を聞きつけ助けを求めやって来た。ホテルの支配人・小津は事態の収拾と解決を京志に命ずる!(「東京甲子園」)。他全4篇収録。
著者等紹介
加藤実秋[カトウミアキ]
1966年東京都生まれ。2003年「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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み
23
さくさくと♪んでも、ちと楽しめず(^^;この作家さんには、テディーシリーズ書いて欲しいです。2019/01/22
そのぼん
21
東京にある謎のホテルで繰り広げられるドタバタ劇・・・って感じの連作短編腫でした。登場人物のキャラは悪くなったけど、ストーリー自体にはあまり魅力は感じなかったかな。2013/07/13
B.W.
17
怪しいホテル「パラダイス銀河」。いろんなトラブるが持ち込まれるホテル。謎のオーナーと支配人。個性的な従業員。ホテルに持ち込まれる厄介ごと。主人公のキヨシを中心にトラブるを解決していく物語。展開もわかりやすく、読みやすいことこの上ない。個性的な登場人物。彼らの掛け合いもおもしろい。なにも考えずに読むことがあできる良質の娯楽本。著者の「インディゴの夜」にも興味が湧く。2011/06/12
眠り猫@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
14
さくさく読めるのはいいけれど、どこかで読んだようなデジャヴ感が否めない 展開も読めるし、なんとも・・・ 2011/05/13
Norico
13
父親を亡くした京志くん、上野のホテルで働きながら学校に通うことに。ヤンキー丸出しの道也くんやチャキチャキの神田っ子なのになぜか言葉がかたことなルミちゃん、小津さんもステキだし、加藤さんの作品に出てくるキャラ、好きだなぁ。はちゃめちゃだけどハートウォーミングな感じもよかった2019/10/24
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