出版社内容情報
ゴーギャンが食べたゴッホの手作り料理とは!?
ゴッホゆかりの地のレシピ、26点掲載
●収録作品
ゴッホの椅子、アルルの寝室、夜のカフェテラス など20作品
●再現レシピ
カニのクロケット、タルトタタン、チコリのグラタン など26点
林 綾野[ハヤシ アヤノ]
著・文・その他
内容説明
ゴーギャンが食べたゴッホの手作り料理とは!?ゴッホゆかりの地のレシピ、26点掲載。
目次
オランダ
イギリス
ベルギー
パリ
南フランス
オーヴェール=シュル=オワーズ
著者等紹介
林綾野[ハヤシアヤノ]
キュレーター。アートキッチン代表。アーティストと食の関係を研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナイスネイチャ
181
図書館本。再読。あまり料理が得意ではないのか、素朴で簡素な料理が多い。ただ貧しかったからか?ただそれがあったからか、人々の暮らしや街並みを描けたのかも。2017/11/13
ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中
143
あんまり美術館に足を運ぶことも少ないし、芸術には詳しくないけれど絵は好き。なんとなぁく芸術に触れてみたいなぁ、という時気軽に手に取れるこのシリーズ、とても好きです。 ゴッホの黄いろやオレンジがあったかくて「夜のカフェテラス」のぼうと光るテラスを見ていると夜ふらっと外に出たくなってしまう。レシピと一緒に載っている食べもの、タルトタタン、プラリネ、チコリのグラタン…美味しそう♡ヨーロッパの美しい風景も素敵。 素朴な食べものが多いな、と思っていたらあんまり食に興味のない方だったのですね。ゴッホっぽいです。2020/10/31
ナイスネイチャ
76
図書館本。食卓より孤独感漂う田舎で暮らすゴッホが目に浮かんできます。ゴッホの小説ないかな?2014/06/25
ペルー
52
全然詳しくはないが、大好きなゴッホの絵がたくさん載っていてとてもよかった。ゴッホの生涯について再確認。イギリスで働いていたこともあったんだなぁ。弟のテオは有名だけど、他にもたくさん兄弟がいたんだ。とにかくゴッホは何にでも入れこむ性格らしい。恋愛にもとってもまっしぐら。だからあのような情熱あふれる作品が残せたんだろうけど、普通に暮らしていくには辛いかも。本当に情熱の画家で、人生も短かったけど、画家としての創作活動期間もそう長くないのに、とてもたくさんのすばらしい作品を残してくれた。この奇跡に感謝します。2016/11/27
mukimi
43
画家の食べていた料理をレシピで再現するシリーズ。このシリーズはモネのものも持っているけど、田舎町でひっそり生きたゴッホの食卓はモネより質素で地味な印象。料理や住んだ家、友人への手紙をみていると、精神の病や資金の調達に悩みながら37歳の若さ(髭の肖像でもっと年配のイメージだったのだが実はこんなに若かった!)で自ら命を絶った孤独な画家の人間像が浮き彫りになる。改めて、大好きな絵の中の一筆一筆をみつめその思いを感じ取りたいと思った。2016/11/07