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出版社内容情報
俳優という職業はかくも壮絶なのか!!
根津甚八の人生はどんな作家が想像するより遥かにドラマティックだ。――放送作家 小山薫堂
根津が体調を崩さないでくれたら、それに越したことはなかったでしょう。でも、こういう状態になったからこそ、初めて、深く、根津を理解することができたような気もするのです。――<エピローグより>
根津 仁香[ネヅ ジンカ]
著・文・その他
目次
第1章 長く、辛い日々の始まり
第2章 あの眼差しが失われてしまった
第3章 昔はこんな顔、こんな声だったんだ
第4章 自意識の強い子ども
第5章 俳優修業が始まった
第6章 俳優として開眼したとき
第7章 別れの手紙をしたためて
第8章 忘れることのできない映画、ドラマ
第9章 バイク、釣りにハマった日々
第10章 いつも表現衝動に駆られている男
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
青木 蓮友
8
ずっと読みすすめて最後の「だった」にノックアウトされてしまった。残念でならない。もう観られない、これからがない。できてたはずの心構えが呆気なく崩れてしまって、ただただ頷きながらしずかに読み終えた。そして、この本に出会えて心からよかったと思った。観られなかった状況劇場を「観たかった」と思えるのもこの本のおかげ、こんないい奥さんどこ探してもいないと思う。2015/12/20
マリメッコ
3
根津甚八は俳優というより役者だった。病気で引退されたがご夫人と共に役者人生を振り返られたのはとてもよかったと思う。趣味の仲間との写真の笑顔に救われた。2014/08/02
non
1
('15-86)幼い頃夕方の再放送ドラマで好きになったおじちゃん。ちょこちょこ体調不良を小耳に挟みながら流れ、お目にできればと思う。婚礼時の写真が私の印象通りの根津甚八。‘根津の未来は、根津とともに生きている、私と甲斐太の未来でもある・そこらへんの物を、小道具に使っちゃいけないよ・おまえの苦しみを、みんなおれが背負ってやるから・私の本に、唐さんの言葉をください’真面目でまっすぐな人。2015/05/02
ヤマダ キヨシ
0
☆☆2013/12/03
yami
0
○2013/11/22