内容説明
9年間、マウンドで感じたメジャーリーグの楽しさ豪快さそしてちょっと変なところ。長谷川滋利がこっそり教えてくれる「ここだけの話」が満載。
目次
1 がんばれ!すごいぞ!日本人メジャーリーガー
2 莫大な年俸はいったいどこへ行くのか?メジャーリーガーの豪華な生活、意外な顛末
3 ロッカールームの秘密、全部話します メジャー級!!ここだけの話
4 素顔は意外なジェントルマン!?豪快!繊細!スーパースターたちの横顔
5 日本野球とMLBこんなに違うぞ!―オーナー、球団経営からルールまで
6 ファン、ファン、ファン―MLBを支える熱狂的愛好家たち
7 全スタジアムを紹介!メジャー観戦完全ガイド
8 引退後の生活と夢 僕は今、こんな生活を送っている
9 素朴な疑問―今だから話せることQ&Aにすべて答えます
著者等紹介
長谷川滋利[ハセガワシゲトシ]
1968年8月1日兵庫県加古川市生まれ。東洋大姫路高校で春夏甲子園に出場。立命館大学では大学通算40勝をマーク。1991年ドラフト1位でオリックスブルーウェーブに入団。背番号は17。初年度から12勝を挙げ、新人賞を獲得。1997年、金銭トレードでアナハイム・エンゼルス(現在のロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム)に移籍。背番号は21。セットアッパーとして活躍する。2002年シアトル・マリナーズに移籍し、佐々木主浩、イチローらとチームメイトに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しぃ
7
イチローvs.松坂をセーフコフィールドで観戦したことのある私には(結構自慢。笑)、楽しめる内容でした。まさかあの場所にあるサインにボール投げ込んでるとは思わなかったけど。野次を上手く返せる機転、イタズラを受け流して楽しめる余裕、コミュニケーション力が大事なのは頷ける。解説だけでは聞けない話が色々で面白かった。高額年俸はどう使うかとか、どう払われるとかまで。長谷川さん自身のスケールの大きな夢が叶ったらいいな。絶対遊びにいきたい!2014/02/02
たいぱぱ
3
野球好きな僕としては、とても楽しめる本でした(野球好きじゃない人はどうかな?)。日本人メジャーリーガーはもちろんTVで見るメジャーリーガーの意外な素顔がみれて面白かったな~。こういう本がもっとあればいいのに。2010/11/27
でおでお
3
球場を中心にした総合レジャー施設の建設という「大きな絵」があると語る。目指すは、MLBとJPBの橋渡し役(契約コンサル?)やMLBに侵食されない日本の野球興業の改革にまで及ぶ。この役目をできるのはイチローではない。日米両方の野球を十分に経験し、語学力と交渉術に長けた長谷川しかいない。是非お頼み申す。2010/09/25
のぶ
2
改めて、とても賢い方だ。 選手、解説者、ファンの視点でメジャーリーグの楽しさ、舞台裏を語っていて、とても興味深かった。2015/04/25
ymtm
2
ぶっちゃけ話が満載で、野球に詳しくない自分でも十分に楽しめる内容だった。メジャーで長期間の活躍ができ、かつ、ファンの野次に英語で返せるほど文化・社会的にとけこめる人はそうそう出てこないだろうから、ぜひ日米の橋渡しとしての役割を期待したい。とびぬけた実力・成績がなかったとしても、それぞれの段階で努力を上積みできるプラスアルファな人が最後は強い、という意見に納得。