内容説明
監査法人はどんな仕事をしているのか?監査法人は企業にとって敵か?味方か?有名弁護士がいて、有名会計士がいないのはナゼ?国際会計基準の導入で日本はどうなる?「企業会計の番人」と呼ばれる監査法人―その活躍と謎に迫るスーパーガイドブック。
目次
監査法人が何をするところか知っていますか?
日本における監査法人の歴史
監査法人がよくわかるQ&A
監査法人で働く人々の横顔
監査法人を理解するために―小説『最後のサイン』
監査法人の未来
著者等紹介
阿部崇[アベタカシ]
ジャーナリスト。1969年、福島県生まれ。立教大学法学部卒業後、出版社に入社。経済誌の編集記者として勤務した後に退社。講談社の『FRIDAY』記者、月刊『現代』記者を経て、現在は『週刊現代』で活躍中。政治経済分野を主な取材対象とし、KSD事件、小泉純一郎首相(当時)の事務所費疑惑、新銀行東京問題などを取材。人物インタビューも手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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パキ
5
公認会計士の方が書いていないことがかえって良かったと思う。会計士業界を知らない人と同じ目線で書いてくれていてとてもわかりやすかった。 公認会計士がたくさん増えることは、受入先があろうがなかろうが良いことだと思った。2018/08/13
rubix56
3
監査法人のさわりのなんたるかを知るには、うってつけだと思う。 著者自身、監査法人出身者ではないが、インタビュー形式で 話を引き出し、文を読みやすく、始めの一歩としていいかも。2012/03/20
あおあお
1
もっとお堅い本かと思ったらそうではなく、雑誌のコラムを読むような感覚で読み進めることができた。個人的にタイトルの堅さで損している気がする。内容としては非常に充実しており、読みやすく、面白く、監査法人についてがとても興味深く読める内容になっている。監査法人だけでなく、会計を巡る世界情勢、国際的な駆け引きを実感できる本。さらに会計の歴史は案外最近なんだなと勉強になりました。会計はキチッと決まっていてもう成熟したものかと思っていましたが、実はまだまだ成長過程にあるシステムのようです。2015/08/09
monita
0
監査法人とやり取りをすることがある人間として、とてもわかりやすい本だと感じた。2021/08/26